ボローニャ、今日も雨です。今姉のいるオーストラリアでは雨が降らなくて困っているらしいので、とっととこの雲持ってって、とでも言いたくなっちゃう。気温も2週間前まで30℃越えだったのに、ずっと上着が手放せないし、案の定風邪気味のわたくしです。
さて、先週土曜日のLiguriaも今日とさほど変わらないお天気でして。ええ、「曇り」と言っていた天気予報(確かCanale 5)は見事に外れました。
Emilia Romagna州はパルマまで北上して、そこから南西に下って行くこと約2時間。Cinque Terreの交通の入り口となるLa Speziaという町に着きます。もしそこに着くまでに雨が止めば、車をLa Speziaに停めて、Cinque Terreを電車でまわろう、というのが当初の予定でしたが・・・、期待も空しくお天気が激しく悪かったので、予定を変更してさらにLa SpeziaからGenova方面へ北上して、宿へ向かう時の起点となるChiavari(キアヴァリ)という町へ向かいました。そこからその辺りの見所のPortofinoなどを見ようということに。
さて、時々雲の切れ間があって雨が降らない瞬間があるものの、すぐまた雨降りになるお天気。実はお昼ご飯は海を見ながらピクニックをしようと、前の晩に用意したお弁当まで持ってきちゃっていたのでした。とほほほ。
↑Chiavariの海岸沿い。昼時だっていうのに人がまばら・・・さびしぃ~!
車の中でランチか??と思っていると、ちょうど駐車した時には雨が止んだところ。いざ海沿いの遊歩道へお弁当を持って手ごろなベンチで昼食。すると、半分食べたか食べないかのところでまたしても雨が降り始めて、落ち着いて食べていられなくなってしまい、結局車に戻って食べる羽目に・・・ぐぞぉ~!!!(/-o-)/ ⌒ ┤
ま、私は別にそんなにがっかりしてなかったんですけど、ピクニックは彼のアイディアだったので、一人テンション下がっている人がいました。かわいそうに。
雨の中少しだけChiavariの町を散策。お昼時で見所だった教会も閉まっていたし、あまりに人がいなくて寂しかったので、駅のトイレだけ寄って次なる地へ移動することに。
次なる目的地はRapalloという町。
急遽ガイドブックで勉強してみると、ここには古いお城があるらしい。ふむふむ・・・って、これですか!
い、意外に小さいのね・・・。しかも閉まっているし。
じゃ、お城じゃなくて町を見ましょ、ということで人もまばらなRapalloの町を傘を差し差し散策。
特別なイベントでいろいろな売り物のテントが並んでいて、天気さえ良ければさぞかしにぎわっていたであろうと思わせるマリーナ。この日はほんとに人がいなくて痛ましかったです・・・。シチリアのお菓子とか、ピエモンテのワインとかの特別ブースとかもあって、多分試飲とか試食とかもさせてもらえたと思うのだけど、自分達しか客がいないかと思うとプレッシャーで怖くて近寄れませんでした(-_-;)。わかります、この気持ち?
一通り歩いたものの、またしても教会などが開いていなかったので、ちょっと疲れてお茶を。ちょうどテレビでMoto GPがやっていたところで、夫はくぎづけで見てました。てか、なんでこんなところまで来てバイクのレースか┐( -"-)┌
もう雨にも町にも飽きたので、バイクのレースが終わると同時に次なる町、Portofinoへ・・・向かったのですが、Rapalloを出てすぐ警察官の若いねーちゃんが訳も言わずに軒並み車を停めて大渋滞を引き起こしていて、ここでかなりの時間をロスし、もちろん素直に従わない車もちらほら出てきて夫の怒りも限界に来ていたので、30分ほどいらいらと待ったところで「引き返して宿に向かおう」と合意。いずれにしてもPortofinoはなんというか、お金持ちの行くリゾート地というイメージもあったので、それほど興味はなかったのでした。
引き返すと同時に雨が止んで少しだけ太陽が・・・。宿に向かうと言ったもののまだ海から離れてしまうのはもったいない、ということで、RapalloとChiavariの間にある、ガイドブックには出ていなかった町Zoagliというところへ試しに寄ってみることにしました。
すごいところに駅を作ったもんだね、また。
ここ、ガイドブックのどこにも出ていなかったのだけど、当たりでした。町は小さくて静かで、リゾート地と言うよりは静養地という感じ。でも海沿いには岩ばかりの海岸線を歩ける歩道が整備されていて、散歩もできるし、小さいビーチも。
かわいい兄弟猫たち。太陽が出てきて私たちもやっと満たされました。
ZoagliとChiavariの間の景色↓
宿はChiavariから内陸へ車で40分ぐらい走った山の中にありました。こんな山の上に・・・(といっても標高400m以下)と思うほどどんどん上っていって、山の集落といった感じの村、Lorsicaへ到着。
海沿いのAgriturismoを探していたら軒並み予約がいっぱいで、たまたま見つけた宿でしたがなかなか行く機会もないところでおもしろかったです。
↓Lorsicaの教会。
↓Lorsicaからの山並みの景色。
↓奥の建物が泊まった宿。村の唯一の宿&食堂、といった風情。なかなかいいところでした。
↓Lorsicaの通りを散策。この通りはトレッキングコースの入り口になっていて、ここを過ぎると7つの山頂を7時間かけて歩く山道につながっているそうです。ちょっとだけ歩いてみたけど、やっぱり急。むりむり。すぐ戻りました。すいません、軟弱なもので・・・。
↓Bar(おそらく村唯一?)の裏口のドア。
この宿で夕食をとり、次の朝朝ごはんを食べて10時ごろに宿を出発しました。
続く。
さて、先週土曜日のLiguriaも今日とさほど変わらないお天気でして。ええ、「曇り」と言っていた天気予報(確かCanale 5)は見事に外れました。
Emilia Romagna州はパルマまで北上して、そこから南西に下って行くこと約2時間。Cinque Terreの交通の入り口となるLa Speziaという町に着きます。もしそこに着くまでに雨が止めば、車をLa Speziaに停めて、Cinque Terreを電車でまわろう、というのが当初の予定でしたが・・・、期待も空しくお天気が激しく悪かったので、予定を変更してさらにLa SpeziaからGenova方面へ北上して、宿へ向かう時の起点となるChiavari(キアヴァリ)という町へ向かいました。そこからその辺りの見所のPortofinoなどを見ようということに。
さて、時々雲の切れ間があって雨が降らない瞬間があるものの、すぐまた雨降りになるお天気。実はお昼ご飯は海を見ながらピクニックをしようと、前の晩に用意したお弁当まで持ってきちゃっていたのでした。とほほほ。
↑Chiavariの海岸沿い。昼時だっていうのに人がまばら・・・さびしぃ~!
車の中でランチか??と思っていると、ちょうど駐車した時には雨が止んだところ。いざ海沿いの遊歩道へお弁当を持って手ごろなベンチで昼食。すると、半分食べたか食べないかのところでまたしても雨が降り始めて、落ち着いて食べていられなくなってしまい、結局車に戻って食べる羽目に・・・ぐぞぉ~!!!(/-o-)/ ⌒ ┤
ま、私は別にそんなにがっかりしてなかったんですけど、ピクニックは彼のアイディアだったので、一人テンション下がっている人がいました。かわいそうに。
雨の中少しだけChiavariの町を散策。お昼時で見所だった教会も閉まっていたし、あまりに人がいなくて寂しかったので、駅のトイレだけ寄って次なる地へ移動することに。
次なる目的地はRapalloという町。
急遽ガイドブックで勉強してみると、ここには古いお城があるらしい。ふむふむ・・・って、これですか!
い、意外に小さいのね・・・。しかも閉まっているし。
じゃ、お城じゃなくて町を見ましょ、ということで人もまばらなRapalloの町を傘を差し差し散策。
特別なイベントでいろいろな売り物のテントが並んでいて、天気さえ良ければさぞかしにぎわっていたであろうと思わせるマリーナ。この日はほんとに人がいなくて痛ましかったです・・・。シチリアのお菓子とか、ピエモンテのワインとかの特別ブースとかもあって、多分試飲とか試食とかもさせてもらえたと思うのだけど、自分達しか客がいないかと思うとプレッシャーで怖くて近寄れませんでした(-_-;)。わかります、この気持ち?
一通り歩いたものの、またしても教会などが開いていなかったので、ちょっと疲れてお茶を。ちょうどテレビでMoto GPがやっていたところで、夫はくぎづけで見てました。てか、なんでこんなところまで来てバイクのレースか┐( -"-)┌
もう雨にも町にも飽きたので、バイクのレースが終わると同時に次なる町、Portofinoへ・・・向かったのですが、Rapalloを出てすぐ警察官の若いねーちゃんが訳も言わずに軒並み車を停めて大渋滞を引き起こしていて、ここでかなりの時間をロスし、もちろん素直に従わない車もちらほら出てきて夫の怒りも限界に来ていたので、30分ほどいらいらと待ったところで「引き返して宿に向かおう」と合意。いずれにしてもPortofinoはなんというか、お金持ちの行くリゾート地というイメージもあったので、それほど興味はなかったのでした。
引き返すと同時に雨が止んで少しだけ太陽が・・・。宿に向かうと言ったもののまだ海から離れてしまうのはもったいない、ということで、RapalloとChiavariの間にある、ガイドブックには出ていなかった町Zoagliというところへ試しに寄ってみることにしました。
ここ、ガイドブックのどこにも出ていなかったのだけど、当たりでした。町は小さくて静かで、リゾート地と言うよりは静養地という感じ。でも海沿いには岩ばかりの海岸線を歩ける歩道が整備されていて、散歩もできるし、小さいビーチも。
かわいい兄弟猫たち。太陽が出てきて私たちもやっと満たされました。
ZoagliとChiavariの間の景色↓
宿はChiavariから内陸へ車で40分ぐらい走った山の中にありました。こんな山の上に・・・(といっても標高400m以下)と思うほどどんどん上っていって、山の集落といった感じの村、Lorsicaへ到着。
海沿いのAgriturismoを探していたら軒並み予約がいっぱいで、たまたま見つけた宿でしたがなかなか行く機会もないところでおもしろかったです。
↓Lorsicaの教会。
↓Lorsicaからの山並みの景色。
↓奥の建物が泊まった宿。村の唯一の宿&食堂、といった風情。なかなかいいところでした。
↓Lorsicaの通りを散策。この通りはトレッキングコースの入り口になっていて、ここを過ぎると7つの山頂を7時間かけて歩く山道につながっているそうです。ちょっとだけ歩いてみたけど、やっぱり急。むりむり。すぐ戻りました。すいません、軟弱なもので・・・。
↓Bar(おそらく村唯一?)の裏口のドア。
この宿で夕食をとり、次の朝朝ごはんを食べて10時ごろに宿を出発しました。
続く。
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Sorella
at 2007-06-07 07:34
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いいなー。なんか他のイタリア在住の方のブログ読ませていただいてもさー、皆さん色々と旅行してらっしゃるんだよねぇ。ちょっと出るとそんな山間の村に泊まれるなんてすごいよな~。ヨーロッパって面白い。
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tomoky_ex at 2007-06-08 07:06
>姉さん
そうだね、私も車でいろんなところに行くのが癖になりつつあるよ。イタリアはもともとそんなに大きくない国だし車用のルートがあちこちつながっているから車で気軽に出かけやすいんだろうね。あと見所が大きい町だけじゃないっていうところがおもしろいところだよね。
でも多分私今年は今回でAちゃんとの泊りがけの旅行は打ち止めかな。夏休みを除いて。連休ないんだもんなぁ。
そうだね、私も車でいろんなところに行くのが癖になりつつあるよ。イタリアはもともとそんなに大きくない国だし車用のルートがあちこちつながっているから車で気軽に出かけやすいんだろうね。あと見所が大きい町だけじゃないっていうところがおもしろいところだよね。
でも多分私今年は今回でAちゃんとの泊りがけの旅行は打ち止めかな。夏休みを除いて。連休ないんだもんなぁ。