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イタリア人夫と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、いつまで続くかな? 旅と食べることが大好きなTomokyの日記


by Tomoky
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地元で一杯。


地元で一杯。_f0077159_23493877.jpg



昨日3月8日はイタリアではFesta della Donna(女性の日)でした。国際女性デーとしても知られていますが、イタリアではお祝いでミモザの花束を女性にプレゼントをする習慣があります。

うちの相方は花に関してはくれたりくれなかったり・・・気が向いた時だけという感じです。こちらとしても実はもらっても猫対策でやたらと高い場所にしか飾れなかったり、花粉が怖くてあまり楽しめないので特に欲しいと思ったことがないんですけど。それよりもちょっとご飯を作ってくれるとかそういうのがいいなぁ、なんて思っていたら、当日は自分の友達と飲みに行く約束があるため前日の夜に山の上のエノテカに連れて行ってくれました。



このエノテカ、この間の豚祭りのときにお昼ご飯を食べたところなんですが、店の外の表示に「17時半からエノテカ営業」と(だけ)書いてあって、夜だけ営業しているなら少し遅くまでやっているだろうとの期待と、エノテカとしてはどうなんだろうとの興味で、夜にまた出直してみようと話していたのでした。

それで、一杯ひっかけるだけのつもりで、夕飯は家でしっかり食べてからお店へ。(つまり夕飯は私が普通に作ったんですけどね~。笑)

行ってみると、平日しかも悪天候のためか先客は一組だけ(よくある、こういうシチュエーション・・・)。

飲むだけですけどいいですか、と一応確認してから席に着く。

オーダーを取りに来たオーナー風の白ひげのおじさんが、口頭で「ワインにします?それともビール?赤ワイン?それなら今キャンティとヴァルポリチェッラとランブルスコと△△があるけど・・・」という感じで一気に説明し出したので(汗)、夫が紙に書いたメニューはあるかと訊くと、困ったように、

「今ね~、お店始めたばっかりでいろいろ整えているところでね、まだ何にもないんですよね~~(^^;)。お店のカードとかもこの間急いで刷ったばっかりでね。電話番号もまだ携帯電話だし。」

みたいなことをおっしゃる。

実は先週土曜日にネットで探し出した電話番号に営業時間を確認しようと思ってかけたんですが、「この番号は現在使われておりません」とアナウンスが出てつながらなかったのはそのせいか!イタリアでは経営者が変わってもお店の名前をそのまま引き継ぐケースが結構あるんですが、どうやらそのパターンみたいです。オドロキとともに、納得・・・。

余談ですが、ここ数年特に2011年からこっちの不況で法律が改正されたりしたことから、今レストランやお店がバタバタと廃業、閉店、入れ替わりの嵐となっています。ものすごい勢い。新しく営業を始めても、1年でうまくいかなかったらすぐに閉めてしまうところもあるぐらいシビアです。

で、とりあえずおじさんが名前を挙げた数少ない(笑)ワインの中からヴァルポリチェッラを選ぶと、おじさんが「OK!つまみにブルスケッタ(スライスして焼いたパンに具やペーストを載せたもの)も持ってくるからね!」と元気良く去って行きました。

地元で一杯。_f0077159_2349528.jpg



ワインが来てひとまず落ち着く。

で、次におじさんが戻ってきたときにはなぜかブルスケッタの大きい一皿と、さらに生ハムやサラミなどが載った皿も持ってきた。これは大いに慌てました。

第一頼んでもいないのに、値段がわからないものを持ってこられて良い思いをすることってほとんどないのです。相方は今回は散在するつもりは全くなかったし、夕飯をたらふく食べた後でブルスケッタさえも食べきれるかどうかわからない状況だったので、申し訳ないけれどおじさんには「私達、これには触らないので無駄になるしほんとに要りませんから・・・」と恐縮しながらハム類の皿は引き取ってもらうことに・・・。

おじさん曰く「心配しなくても全部込みなんだけどね!いずれにしても問題ないよ!」と。もしそうなら良心的ですけど、お腹もいっぱいなので・・・。最後のお会計を済ますまで安心できないってのもやっぱりあまり好きではないです。早くちゃんとしたメニュー作ってくれるといいなぁ。ワインも何年のものとか特長とか全然知らないで種類だけで選んでしまったけれど、ちょっと残念な結果に終わってしまって。(おじさま、「私が説明するから!」と言っておきながら、「えーっと、何があったっけ・・・」とか言っているので敢えてつっこんで訊きませんでした。笑)

でもお店の内装はアンティークな感じでなかなか落ち着きます。結局2時間ぐらい話込んでしまいました。

もうちょっとお店が軌道に乗ったころに(乗りますように)出直してみたいです。その頃にはもうちょっとワインの種類も増えているかなぁ。相方は「次はビールを頼む」と言っていますけど、その方がいいかも(爆)。


(新しくなったお店の情報)
Cantina dell'Antico Angelo
Enoteca Birreria
Via dell'Antico Angelo, 5
40063 Monghidoro (BO)
Tel. 389 1256991
※17,30オープン(日曜日は昼も夜も営業)
※水曜日定休


 * * * * *

ところで、女性の日と言えば、6日(水)にはボローニャとその近郊の日本人女性が総勢40人集まっての「雛祭り&女性の日お祝いランチ」が、ボローニャのレストランIndiaで催されました。

(その様子はこちらこちらで・・・爆)

5年前の雛祭りの日に友人宅にお邪魔をして以来、ぼちぼち集まっていた女子会ですが、だんだん大きくなって去年に至り、今年は広がりに広がって40人!いやーこのすばらしい企画力よ・・・・。

企画してくれたnaocciとKoccioさん初め、IndiaのYさんには本当に感謝です。とても楽しい2013年の女子会でした!
Commented by naocci at 2013-03-10 03:32 x
あ、ここにも見っけ! 

私もあのあと過去記事さかのぼって見てみたの!たぶん5年前のときは「そう言えば今日ってひな祭りだよね」とか当日に言っていたような記憶。で、翌年は私日本戻り直後でなにもせず、その翌年が雪ドタキャンで去年がノロ伝説で今年はいきなり拡大しまくり大女子会!5年だって~~!わたしたち20代だった?それはない(笑)? いやぁ、、、ボローニャでの歴史も刻々と刻まれてゆくなぁ~~ これからもよろしくね^^/
Commented by tomoky_ex at 2013-03-10 19:49
>naocci
6日はいろいろありがとうね♪ 5年前のあのラザーニャのぽかぽか陽気の雛祭りは印象深かったのよ。私達20代だったし(ウソですごめんなさい)。今全く薄着になれないぐらい寒いのがうそのような1日だったなぁ(遠い目)。そして去年も結構温かかったしね。ノロ伝説さえなければ完璧でした(笑)。これからどんなになるんだろうね!こちらこそよろしくね~ん^^
Commented by eri at 2013-03-11 15:24 x
女性の日なんてあるのですねー。
こっちではホワイトデーがその変わりですかね。
生ハム食べなかったのですね。そちらに居たらいつでもおいしい生ハム食べれるから、どうってことないですよね。
私だったら、無理してでも食べちゃうかも(笑)イタリアの生ハムおいしいですよねー。大好きです。
お客さんがあんまりいないところで、ワインでゆっくり乾杯っていいですねー。
Commented by tomoky_ex at 2013-03-11 18:55
>eriちゃん
そうなの、直訳すると「女性祭り」?かしら。確かにホワイトデーは男性から女性に、、、だね^^ でも女性への感謝の気持ちは特になさそうね(笑)。
そうそう、生ハム類ねー、満腹の時にあれ見た時に「うーーっぷ!」ってなって(笑)ダメだった!これがもし一生に一度しか食べられない物だったら頑張って食べていたかも、だけど^^; お店が結構広くて、最後は私達二人でなんかこそこそしながら飲んでました。うるさい場所で飲むよりは落ち着いていていいかな…。
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by tomoky_ex | 2013-03-09 15:47 | | Comments(4)