イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

Gran Sasso ② 陶器の町カステッリ - 旅行10日目 -

前の晩夕食が始まろうかという時間に突然突風、黒雲が立ち込めてきてあっと言う間に雨に。夜中風の音を聞きながら寝たのに、起きた時にはまた青空が広がっていました。山の天気はわからん。

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この日は宿から一番近い町カステッリを見に行くことにしました。

ローマを離れた日、宿に向かう途中、この町に近づくにつれてあちこちに陶器のアウトレットやお店が増えていくのを見て、あれっ?私、ここ知ってるなぁ?という感じがしてしょうがない。見たことある気がするんだけど・・・・どこで?

去年イタリア好きの私の琴の先生とご主人がイタリア旅行をされた際に、「ラクイラ近くの陶器の町に立寄って、工房を見せてもらったあと買い物をした」と、わざわざそこで買った本を見せてくれたことがある町にそっくり。あとでやはりその町だということが分かりました。

名前など全く覚えてなかったのに、見せてもらった本に、山あいの緑の中にひとかたまりになっている町の様子があってとても印象的だったのでした。自分が実際偶然に近くに宿を取るなんて思いもよらず、なんだか興奮して早速先生に絵葉書で報告したりして。



私、自称陶器好きなんですがもっぱら和食器派で、イタリアのセラミックにはあまり目がいかないんです。夫も明るい色で絵がゴテゴテと描かれている食器は敬遠するタイプ。それでもどんなものがあるんだろうとわくわくしながら町へ。

ちょうど町の中心の通りでカステッリの陶器の展示会のようなものが行われていました。実際デモンストレーションで作っているところも見学。1個作ったらおじいちゃんタバコ吸いにどっか行っちゃいましたけど・・・笑

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この絵の具は置いてありましたがこの時は模様を描くデモはなし。残念。

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この窯も見せるためだけのもののようでした。右のようなお店が街中にたくさんあります。

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陶器の博物館もあったのですが、少し町の中心から離れて宿へ帰る通り道にあったので、また帰りによることに。

一通り展示も見て(買いたい物は残念ながら特にありませんでした)から、町のツーリスト・インフォメーションで付近のトレッキング・コースの情報収集を。

夫、
「この辺りにあるコースで、一番簡単なのってどこですか。楽に歩けそうなやつ・・・」って、私を(ひ弱なのが一人いるんで的に)見ながら言うなー!

するとインフォのおねーちゃんが、得意気に「あ、それならいい所があるわ。ここなら超簡単!」と教えてくれたところがカステッリから車で20分ほど行ったところにあるサン・ピエトロという滝の近くのコース。いいね、それいいよ。そこにしよう!と言うことで決定!

ついでに同じ方面にあったサン・ガブリエレという有名な寺院に好奇心から立寄ってみましたが、あまりに商業的でびっくりして1分で退散。

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f0077159_5493838.jpg↑ここから出発。すでに車でだいぶ上って来ています。

←コースの名前。片道45分~1時間ぐらいの「超簡単」なコース。・・・という言葉を信じていざ出発。

初めはだいぶ上りが続きます。

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日陰がある度に休みつつ、景色を楽しみつつ登って行きます。

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きついのは初めだけで、後は滑りやすい石に時々注意すればそれほどキツイ傾斜もないので楽しくハイキング、と言う感じ。昨日の歩きの方がよっぽどきつかった・・・。インフォのおねーちゃん、グッジョブd(ToT)!グラッツィエ!!

途中こんな見せ場もありの。

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目の前には大きく広がる山の峰々。お天気もいいし、最高です。

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・・・なんて言ってたら、戻る時に滑ってコケました・・・・・。もう砂利道は嫌よぅ・・・。

この後サン・ピエトロの滝にあるレストランで軽く遅めの食事をしてゆっくり休んでから、またカステッリ方面へ。

カステッリの町を過ぎてすぐのところにある教会(名前忘れました)。天井に地元で作られた陶器が一枚一枚はめられているのに注目。

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それから陶器博物館へ。昔の修道院の建物を利用しているそうです。入り口に陶器でできたオネエチャンが。頭にパルミッジャーノ・レッジャーノ(チーズ)が載ってるみたいでおもしろい。写真のような、昔の陶器を作るようすの紹介の他、2階にはカステッリの歴史の分かる陶器のコレクションもあって、なかなか見ごたえ有り。途中で疲れて最後の方は真面目に観てませんが。ごめんなさい、カステッリのみなさん(?)。一つ、カステッリの陶器には、我がエミリア・ロマーニャのファエンツァ(陶器で有名)がとても大きく影響していることが分かりなんだか満足。

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おっと、もうこんな時間だ、宿に帰らなくっちゃ!

つづく。   
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by tomoky_ex | 2008-09-07 14:59 | 旅とお散歩 | Comments(2)
Commented by もりりん at 2008-09-09 13:12 x
楽しくハイキングでこの景色は本当にGoodだねぇ~
私も歩き方が変なのか、砂利道でよく滑ります(^_^;)
セラミックのお皿って実用品じゃなくて、飾り物ってイメージよね。
天井に陶器がはめ込まれているって素敵だなぁ~!
見てて飽きないし、部屋が明るく感じるね。
Commented by tomoky_ex at 2008-09-09 20:34
>もりりんさん
砂利道は歩くのほんっとに大変!歩き方の問題じゃないと思います=3 このコースは緑も多くて「ハイキング♪」という感じで和みました(笑)。
イタリアのお皿は確かに飾ると素敵なものが多いですねぇ~。料理を載せる気にならないのはなぜでしょう・・・
天井に陶器、博物館にも古いのが展示されていたんですが、おもしろいアイディアですよね。