イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

オーガニックレストラン

誕生日の前日。夜お店を閉めてから向かったのは・・・・

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ボローニャの東、イモラ側にあるOzzano Emilia地域から丘を上ること10分。森の中にあるBIOAGRITURISMO(オーガニックのアグリツーリズム)、Dulcamaraというところ。そこにちょっとしたレストラン(Osteria)があるというのを夫がグルメな友人カルロから聞いて行ってみることにしたのでした。

ちょうど夕日が金色に輝いている時間帯で、丘を上がる途中の景色がそれはそれはもう本当に息ができなくなるぐらいきれいだったんです。が、狭い1本道で車を停める場所もない上に後続の車も来ていたので写真を撮れず・・・とほほ。やっと1か所停められそうな所があって車を降りてみましたが、ちょっとがっかりです。(こんなんじゃないんですーー)

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丘の起伏の合間に広がる麦畑とくねくね曲がった道から時折のぞくふもとの町並み。それが金色に染まっている図を想像してくださいね(泣)。

さて、景色ですっかり気分高揚気味の私達を目的地で待っていたのはこの子達でございました。

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またしてもカメラを出して「待って~」などとやっていると(恥)、お店からお兄さんが出てきて私達を席に案内してくれました。

ここはオーガニック農法で野菜やチーズその他の製品を作っていて、レストランでは自分達で作った製品を使って肉と魚抜きの(つまりベジタリアンの)メニューを出しています。ワインやコーヒーなど、自分達のところで作った物に頼れないものに関しては、その地域の契約農家やFair tradeで輸入したもの(もちろん全てオーガニック)などを使っているそうです。

メニューもラザーニャやパスタなどのイタリアンに限らず、クスクスや天ぷらなど野菜を使っておいしいものをいろいろ試しているようです。

f0077159_1857966.jpgオーダーを済ませて待っていると、さっきのニャンコたちが自由にお店の中を歩き回っていました(笑)。先に食べ物が来ていた隣のテーブルのカップルのところに行って食べ物をねだってみたり、私達のところに来ては愛想を振りまいたり。うーん、憎めないやつめ(><)。夫が手を出して撫でていると、調子に乗って膝の上に載ってきました。

もう一匹はこの子より小柄なんですが、どうもこの2匹仲がよろしくないらしく、小柄な子が寄って来ると怒って追い払います。食べ物の争いはシビアなのね・・・って、もちろんお客さんは誰も食べ物あげないんだけど。


さて、メニュー。どれもこれもデリケートな味付けでとてもおいしかったです。

↓上左:前菜の3種のパンと野菜のペースト。パンはゴマ、松の実、ケシの実、ひまわりの種などが使われていました。
↓上右:私の頼んだプリモ、キノコのタリアテッレ。タリアテッレは手打ち。胡椒のように見える黒い粒々はケシの実。
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↑下左:夫が頼んだプリモ、野菜のラザーニャ。人参がベースに使われていたりして面白い。これなら重過ぎないから私でもペロッといけそう。
↑下右:手前が私の頼んだセコンド、Ceci(ヒヨコマメ)のハンバーグとキャベツのオーブン焼。ハンバーグの衣はゴマ。奥に見えるのが夫が頼んだ手作りチーズ3種盛。

お皿についていた添え物の(?)サラダ菜を食べるのに、勝手に壁際の棚に置いてあったオイルとバルサミコ酢などを拝借したのですが、これもオーガニックのものでした。オイルが普段うちで使っているのと味が違っておいしい。お酢もおいしい!やっぱり違うものなのねぇと今更思ったり。

さらに一番びっくりしたのはコーヒー。残念ながらデザートはお腹いっぱいで諦めて二人ともコーヒーを頼んだのですが、普段はコーヒーなんて細かい味は気にしない夫でさえ(笑)「あ、これおいしい」と。私の気のせいじゃなかった。後でお皿を下げに来る時お店のお兄さんも、「コーヒーどうでした?おいしかったでしょう!」と言ってきたので、自信のあるものなのでしょう。おいしかったです。夫はそのあと食後酒まで飲んでごきげんでした。

びっくりしたといえばお会計の時には今度は夫がびっくりさせられていました。あのお兄さん、ものすごくおまけしてくれたらしいのです。メニューにもちろん値段が載っていて合計いくらぐらいになるかはもちろん予想していたので、そんな安い金額になるはずがないのは明らか。ワインも飲んでいたのにランチ並みの金額でした。

彼は驚いた顔で「いやぁー・・・・(絶句)。また来なきゃね。」と喜んで言ってました。うん、是非また来よう!

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↑店内

帰りは三日月の輝く中、下界の夜景を楽しみながら丘を下りました。

ボローニャ、いいところだなと改めて思った瞬間。
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by tomoky_ex | 2008-05-12 11:16 | | Comments(2)
Commented by もりりん at 2008-05-14 14:56 x
趣のある洒落たレストラン、胃袋を刺激するような料理の数々、
そして良いお兄さんだね~(←これ重要だね)
猫たちもキュートだし・・
きっと私でも膝に乗せちゃうだろうね、無理にでも・・
Commented by tomoky_ex at 2008-05-14 17:20
>もりりんさん
「洒落た」というよりはとても温かみのあるところでよかったですよ^^猫のみならずアリンコもレストランの床を這ってましたけど、山の中だしドアを開け放してあったのでまぁ有り(蟻なだけに・・・爆)ですね。あの猫たちがいるだけできっともりりんさんも気に入ると思いますよー!^^