イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

マルケへ 【後半】

旅の二日目。

目覚めると部屋が昨日とうってかわった明るさ・・・。おおお、晴れているではないかっ!

↓宿の部屋からの眺め。馬がいるよ。
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それでも前日のテレビでの天気予報では、1日中晴れたり雨がぱらついたりと変わりやすい天気とのこと。そして午後から下り坂と聞いていたので、午前中を有効利用しようと早速行動開始。

まずは宿の1階で朝食を。手作りのケーキやパンが並んでいます。シンプルなカステラのようなのがとてもおいしかった。ご当地名物(?)のチーズのパネットーネも手作りのものがあって、夫が気に入って結構食べてました。それとカフェラテ。ミルクが新鮮でこれまた美味でした。

↓朝ごはんと復活祭のマスコット
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そして、朝食を食べている短い間に外は雨になってました!!えぇ~??ちょっと唖然・・・。今日も一筋縄ではいかなさそうなお天気だなと覚悟を決めつつ出発です。





ウルビーノへ行く途中に見える山々が雪かぶってます。それほど標高の高くない宿の場所でも雪になったぐらいだから、もうちょっと標高の高そうなあの山は結構降ったんでしょうね・・・。そして山にかかる雲。不吉だなぁ。ウルビーノに来ませんように・・・。と思ったら、だんだん見えてきた丘の上のウルビーノ、青空のようです。とりあえず「ほっ」。

↓左:途中の景色                           ↓右:ウルビーノ遠景
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ウルビーノ西側からの景色
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丘をぐいぐい登ってウルビーノ市街入り口の外にある駐車場に停め、さらに歩いて坂を上って中心地のPalazzo Ducale(ドゥカーレ宮)方面へ。

↓左側の建物がPalazzo Ducaleの一部、右がDuomo。
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Duomo正面
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ドゥカーレ宮には国立マルケ州美術館がありその中も見る予定でしたが、まずはお天気の良い午前中に外を歩き回って町や景色を楽しんでからまた昼食後に戻ることにしました。

丘の上の町なだけに、坂道だらけ。こういう町、歩いていて楽しいので大好きです。

どうですか、このパーキング。万一ハンドブレーキかけ忘れたら・・・ひ~(><)!結構急な坂でも普通に車が停めてあって、見ている方が冷や汗かきそう。乳母車ひいているお父さんお母さんも結構いたけど大変じゃないかとはらはらして見てしまいました。

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ラファエロの生家のある通りを上って、アルボルノツ要塞へ。ここは防壁の中が公園になっていてのどか。ウルビーノの町全体も見渡せます。

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前日の悪天候で地面がびしょびしょで靴もドロドロになりましたが(笑)、周りの山々と中世の町ウルビーノがなんだか別世界のようでとてもきれいでした。ちょうどミサの始まる11時半の鐘と、正午の長い長い鐘をここで聞きながら少しまったり。

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これは桜のようなそうでないような。思わず写真を撮ってしまうのは日本人の性でしょうかね・・・。
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その後はぐるぐると街中の気になったところを歩き回りました。

ウルビーノの町並み。坂、坂そして坂(+にゃんこ)・・・。
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Corso Galibardiのポルティコ(アーケード)を見て「ボローニャみたい!」と二人同時に口にしました(笑)。
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サン・フランチェスコ教会の近くの路地を入ってランチの場所を探しにうろうろ。
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いくつもレストランを見て検討した中で選んだお店は"L'Angolo Divino"というOsteria ristorante。地下のテーブルについたのだけど、ワインセラーでご飯を食べているようななんだか不思議な、でも素敵な雰囲気の場所でした。内装は写真撮れませんでしたが(^^;)。でもかかっている音楽がず~っと80'sで、あまりに雰囲気と合わないんでそればっかり気になっちゃった。でも食事はおいしかったです!

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私が食べたパスタ、ソース(?具?)がなんとパン粉。スパゲッティのパン粉和え、みたいな。ちょっとぱさつき感があったけど、なかなかおいしかったです。夫が自分の食べた羊のソースのパスタよりもこちらの方が気に入ってしまいがっつり食べていたほど。うちでも作れそう・・・と思ったけど、パン粉とチーズ、あとは何かスパイス系がなんだか分からずじまい。なにを使ったらあんな味になるんだろう?チーズのパネットーネといい、ボローニャでは見たことのない料理がたくさんあって興味津々でした。(といっても本を買ったりはしないんですけどね^^;)


お腹も落ち着いたところでいよいよメインのPalazzo Ducaleへ。

ここではこの時常設展示のほかに特別展示があり、金額もちょっと高かったので初めに迷った挙句、常設展示だけでいいよね、なんて言っていたのですが、それで正解!なにしろ広いのなんのって、まぁこの宮殿の敷地の広いこと!天井も高いからさぞや冬場は寒かったんだろうなぁとくだらない心配もしたり。いやはや、とにかく歩き甲斐のある宮殿でした。

夫がちょこちょこと、「この部屋は○○公爵が使っていた部屋で・・・」などと説明してくれたおかげでなかなか楽しく見学。

そして気づいてみたら、あらっ??窓の外のこれはもしや・・・・・
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雪ーーー??

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「うそだろ・・・・雨なら分かるけどこれはないだろー。車どうするんだよ~」と青ざめる夫。ホントに全くその通りです。「降ったり止んだり」という天気予報を信じてあんまり心配しないようにしてましたが、とりあえず早めに帰った方がいいということになり、この宮殿をみたらぐずぐずせずに帰宅することにしました。あーあ、お茶の一杯や二杯飲んでから帰りたかったよ・・・。

出口に向かう途中に地下も見学できることが分かり降りていくと・・・ま~これまただだっぴろい!この↓写真は通路です。その両側に運動会ができるほど広いスペースが広がっておりました。厩だったり、洗濯場だったり、氷保管所だったり、公爵のお風呂用の部屋だったりがあったそうですが、まぁとにかく、上のどこかの部屋から地下のどこかの部屋まで行くだけで何十分かかかったんじゃないか、それぐらい広い。召使さんたちは大変だったでしょうねぇ。

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そんな訳でここを見た後は車に戻って帰路に着きました。幸い宮殿を出る頃には雪も収まっていて、車道にも積もるほどではなくてほっとしました。

が、問題は雪ではなく帰りの渋滞だった・・・。イースターホリデーの最終日。そりゃぁ高速道路も混むってもんですよ。

↓帰りの渋滞が始まったあたり。前日行ったグラダーラが丘の上に見えます・・・
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結局リミニに到着するまで渋滞とわかり下道に下りたもののそこも渋滞。リミニ以降エミリア街道は空いていたものの、結局高速には戻らず下道のままボローニャまで帰りましたが、5時間の道のりでした。(普通に行けば2時間。)夫もだいぶ疲れた様子です。お疲れ様でした。

なにはともあれ無事に結婚1周年記念の旅達成。楽しかった!マルケ、北しか見ていないけれどとても緑のきれいなところでした。今度はお天気のいい時にまた行きたいなぁ。
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by tomoky_ex | 2008-03-29 23:09 | 旅とお散歩 | Comments(4)
Commented by Mari at 2008-03-30 23:33 x
あいにくのお天気だったようだけれど、素敵な結婚1周年旅行ができたようで何より!!

毎年、結婚式で、「去年は雪だったね。」とか「2年前は暖かかったね。」とか季節感を感じながらの思い出がこれからいっぱいできそうな予感がするね!

イタリアは、日本のような急激な都市開発とかが行われることがないと思うから、また、いつか晴れた日にゆっくりと行けたらいいね♪
Commented by tomoky_ex at 2008-03-31 06:26
>Mari
あはは、もうお天気は期待しちゃいけないね。最強の雨カップルよ、もう。毎回雨だから思い出も逆に紛らわしくなっちゃったりして??(笑)
そうね、何年も後に行ってもきっと町は変わってなさそう。イタリアの古い町のいいところよね。
Commented by naocci at 2008-03-31 19:52 x
いいね~ウルビーノ。 ちょっとグッビオみたい。 中部ってほんとにステキな町がたくさんあるねぇ。 ところで雪降ったの!? ボローニャ、いや、鴨地区はパスクアは雨だったけどパスクエッタはいい天気だったよー!
Commented by tomoky_ex at 2008-03-31 20:00
>naocciどの
なぬーっ!そんなことならパスクエッタ、ボローニャにいればよかった(ToT)なーんてことは思わないけど、やっぱり標高の高いところは雨お天気変わりやすいのね。
グッビオはまだ行ったことがないけど、こんな感じならきれいなところなんだね。そこにもいつか行ってみたい!中部は発掘し甲斐がありそうだね。