つづき。
日曜日は夫も一緒に車でボローニャ周辺の町を回る予定で、11時ごろにうちの前で待ち合わせをしました。
が、10分経っても20分経っても来ない!!
外のベンチで座って待っていたのだけど、やっと来たのが11時半でした。Wolfさん曰く、
「ボローニャ市街の道はCrazyだ!!!」と。
(昨日の夜教えてあったのに)なかなか市街から抜け出せず、ぐるぐる回って時間がかかってしまったんだとか。うーむ。
さて、気を取り直して最初の目的地、Castello di Serravalleへ。
ここの村のTrattoriaを予約してあったので、私たちは朝ごはんを食べずにすぐ食べに行こうとしていたのだけど、2人はしっかり宿で朝食をとったのことで、しばらく村を散策してから食べることにしました。
山の上にある村なので景色は抜群。その村(Borgo)自体は古い村を保存してあるところで昔の人たちの生活がどんなだったのか展示してある小さい博物館もあって感心してしまった。でもしばらく歩いているうちに私も夫もかなりの空腹でお腹がグーグー鳴り始めたので、とうとう2人を引っ張ってTrattoriaへ。
ベジタリアンの2人はポルチーニ茸(石茸)を主に使ったソースのパスタを、私と夫は肉入りのパスタをオーダー。全部めちゃめちゃおいしくてはまってしまった。また機会があったら行きたいものです。
ここでかなりお腹も満たされたので、あとはグリル野菜などをいくつか頼んで終了。
今日は実はこの後妙にさくらんぼが好きな二人のために(?)、この辺りのサクランボの名産地Vignola(ビニョーラ)へ行く予定だったため、ランチのデザートはなしで、後でどこかでお茶でも・・・ということにしたけれど、今度来た時にはデザートも試してゆっくりしたいお店でした。
さて、Castello di S.を後にして、隣町のMongteveglioへ。
途中自転車のレースが行われていて、車を止められるハプニングが。ま、あっという間に去って行きましたけど。これは第2グループ。
Monteveglioも小さいところなのだけどお気に入りの場所なので是非案内したかったのです。
ここでは以前にも行ったことのあるAbbazia(修道院)とその中庭をまわり、さらに前に来た時には閉まっていたCastelloの中の案内所にも入りました。ここにはMonteveglioの歴史や特徴などが写真を一緒に展示されていて、なぜかイタリア語が読めるWolfさんは、昔ドイツ軍がこの土地でMatildaという女性の率いる軍に負けたというのを読んでつぼにはまったらしく、ずっと「いやぁ~、イタリアの女性は強い」とかなんとか言って感心しきり(笑)。窓からの景色もなかなかで楽しめました。
さて、お次はいよいよVignolaへ。私も初めて行くのでどんな場所か全くしらず、唯一の知識である「サクランボの産地」ということだけ念頭にあったので、行ってみてびっくり。
車で走っていると、なんだかでっかいお城のようなものが見えてきて、みんなで夫に「あれはなんだ!どこの町だ!」と質問すると、あっさり「あれがビニョーラだよ」との答え。
サクランボはどこ??(←あほ)
いやぁ~、なんか農業のさかんな小さい町、ぐらいにしか思っていなかったので、大きいお城(城砦)が出てきたもんで度肝を抜かれました。
中は無料で入れるようになっていて、塔の上まで登ることもできます。なんだか忍者屋敷じゃないけど、建物の構造が複雑で階段を上ったり下りたり、廊下を渡ったり、なんだか楽しい散策でした。
塔の上からの景色もなかなか。大きい川が町を流れているのもポイント。
ドイツの2人も予期せずイタリアの古城(?)を見られてかなり楽しんでいた様子。
が、この後2人とも歩き疲れてしまい、ジェラート好きのWolfさんのために町でジェラートでも・・・という夫の言葉に「待っているから二人で行ってきて」とのお答え。仕方ないので2人で探しに行って、いいところが見つかってから4人で食べに行きました。
そして、最終目的のさくらんぼ。
Wolfさんたちは、日本のサクランボ狩りみたいなものを想像していたらしいのだけど、残念ながら農園は普通開放していないので、道の途中で農家の人が出しているキオスクのような販売所で買うしか方法なく、ちょっと2人にはかわいそうなことをしました。
Vignola近辺の販売所に立ち寄って、この辺りの代表的な3種類を味見。でもなぜか甘くない!味見しておいて買わないのというのが、気い遣い屋さんの夫にはかなり嫌だったらしいけれどしょうがない。次の販売所を目指します。
2軒目ではそこそこ甘いものが見つかったので、4人で一箱買い、それを車の中で食べてもらいました。バックシートの二人、種を窓から「プッ!!」と飛ばしながらもりもり食べてました。多分来年の春には桜の木の芽があの道路沿いあちこちに・・・なーんてね^^
でも私、さくらんぼって嫌いじゃないけど自分では食べない部類の果物なのよね~。結局初めのいくつかは食べたものの残りは全部夫に謹呈しました。
そして家路へ。我が家で緑茶を飲みつつ少しだけ雑談。一息ついてから彼らはまた車でボローニャの宿へ戻っていきました。
長い1日でみんなへとへとになっていたようだけど、二人ともなんだかんだ言いながら楽しんでくれていてよかったです。私もボローニャ近郊ではお気に入りの場所を回れて満足。
夫は・・・この後実はまたしてもバスケットボールの大事な試合がある日だったので、友人達とスポーツパブで観戦すると言って夕飯前にまた外出していきました。タフよのう・・・。知らんよ明日疲れて仕事できなくても。まぁ彼にとっては「妻の両親の友人」という、なんのつながりもない人たちに一日中つきあっていろいろと気を遣っただろうと思うので、気分転換があってよかったのかも。
日曜日は夫も一緒に車でボローニャ周辺の町を回る予定で、11時ごろにうちの前で待ち合わせをしました。
が、10分経っても20分経っても来ない!!
外のベンチで座って待っていたのだけど、やっと来たのが11時半でした。Wolfさん曰く、
「ボローニャ市街の道はCrazyだ!!!」と。
(昨日の夜教えてあったのに)なかなか市街から抜け出せず、ぐるぐる回って時間がかかってしまったんだとか。うーむ。
さて、気を取り直して最初の目的地、Castello di Serravalleへ。
ここの村のTrattoriaを予約してあったので、私たちは朝ごはんを食べずにすぐ食べに行こうとしていたのだけど、2人はしっかり宿で朝食をとったのことで、しばらく村を散策してから食べることにしました。
山の上にある村なので景色は抜群。その村(Borgo)自体は古い村を保存してあるところで昔の人たちの生活がどんなだったのか展示してある小さい博物館もあって感心してしまった。でもしばらく歩いているうちに私も夫もかなりの空腹でお腹がグーグー鳴り始めたので、とうとう2人を引っ張ってTrattoriaへ。
ベジタリアンの2人はポルチーニ茸(石茸)を主に使ったソースのパスタを、私と夫は肉入りのパスタをオーダー。全部めちゃめちゃおいしくてはまってしまった。また機会があったら行きたいものです。
ここでかなりお腹も満たされたので、あとはグリル野菜などをいくつか頼んで終了。
今日は実はこの後妙にさくらんぼが好きな二人のために(?)、この辺りのサクランボの名産地Vignola(ビニョーラ)へ行く予定だったため、ランチのデザートはなしで、後でどこかでお茶でも・・・ということにしたけれど、今度来た時にはデザートも試してゆっくりしたいお店でした。
さて、Castello di S.を後にして、隣町のMongteveglioへ。
途中自転車のレースが行われていて、車を止められるハプニングが。ま、あっという間に去って行きましたけど。これは第2グループ。
Monteveglioも小さいところなのだけどお気に入りの場所なので是非案内したかったのです。
ここでは以前にも行ったことのあるAbbazia(修道院)とその中庭をまわり、さらに前に来た時には閉まっていたCastelloの中の案内所にも入りました。ここにはMonteveglioの歴史や特徴などが写真を一緒に展示されていて、なぜかイタリア語が読めるWolfさんは、昔ドイツ軍がこの土地でMatildaという女性の率いる軍に負けたというのを読んでつぼにはまったらしく、ずっと「いやぁ~、イタリアの女性は強い」とかなんとか言って感心しきり(笑)。窓からの景色もなかなかで楽しめました。
さて、お次はいよいよVignolaへ。私も初めて行くのでどんな場所か全くしらず、唯一の知識である「サクランボの産地」ということだけ念頭にあったので、行ってみてびっくり。
車で走っていると、なんだかでっかいお城のようなものが見えてきて、みんなで夫に「あれはなんだ!どこの町だ!」と質問すると、あっさり「あれがビニョーラだよ」との答え。
サクランボはどこ??(←あほ)
いやぁ~、なんか農業のさかんな小さい町、ぐらいにしか思っていなかったので、大きいお城(城砦)が出てきたもんで度肝を抜かれました。
中は無料で入れるようになっていて、塔の上まで登ることもできます。なんだか忍者屋敷じゃないけど、建物の構造が複雑で階段を上ったり下りたり、廊下を渡ったり、なんだか楽しい散策でした。
塔の上からの景色もなかなか。大きい川が町を流れているのもポイント。
ドイツの2人も予期せずイタリアの古城(?)を見られてかなり楽しんでいた様子。
が、この後2人とも歩き疲れてしまい、ジェラート好きのWolfさんのために町でジェラートでも・・・という夫の言葉に「待っているから二人で行ってきて」とのお答え。仕方ないので2人で探しに行って、いいところが見つかってから4人で食べに行きました。
そして、最終目的のさくらんぼ。
Wolfさんたちは、日本のサクランボ狩りみたいなものを想像していたらしいのだけど、残念ながら農園は普通開放していないので、道の途中で農家の人が出しているキオスクのような販売所で買うしか方法なく、ちょっと2人にはかわいそうなことをしました。
Vignola近辺の販売所に立ち寄って、この辺りの代表的な3種類を味見。でもなぜか甘くない!味見しておいて買わないのというのが、気い遣い屋さんの夫にはかなり嫌だったらしいけれどしょうがない。次の販売所を目指します。
2軒目ではそこそこ甘いものが見つかったので、4人で一箱買い、それを車の中で食べてもらいました。バックシートの二人、種を窓から「プッ!!」と飛ばしながらもりもり食べてました。多分来年の春には桜の木の芽があの道路沿いあちこちに・・・なーんてね^^
でも私、さくらんぼって嫌いじゃないけど自分では食べない部類の果物なのよね~。結局初めのいくつかは食べたものの残りは全部夫に謹呈しました。
そして家路へ。我が家で緑茶を飲みつつ少しだけ雑談。一息ついてから彼らはまた車でボローニャの宿へ戻っていきました。
長い1日でみんなへとへとになっていたようだけど、二人ともなんだかんだ言いながら楽しんでくれていてよかったです。私もボローニャ近郊ではお気に入りの場所を回れて満足。
夫は・・・この後実はまたしてもバスケットボールの大事な試合がある日だったので、友人達とスポーツパブで観戦すると言って夕飯前にまた外出していきました。タフよのう・・・。知らんよ明日疲れて仕事できなくても。まぁ彼にとっては「妻の両親の友人」という、なんのつながりもない人たちに一日中つきあっていろいろと気を遣っただろうと思うので、気分転換があってよかったのかも。