今日も今日とてお役所めぐりを。
でもやっと一つ結果が出た。
先週地元のCUP(健康保険センターのようなところ)で散々もめた結果(私じゃなくお義母さんと電話を通して夫が)、向こうが要求している条件がなんとな~~く分かった(?)ので、それを満たすべく今週はもう一頑張り。
まず近くの市役所出張所へ。
私が"Carico"つまり「経済的に夫の完全な扶養である」ことを証明するために、会計士からもらった「宣言書」(ただの紙っぺら)にAが自分で何やら書いたのだけど、それが実際に適応されるものなのかどうかを確認するために市役所に行ってみよう、ということになったのだった。あわよくば承認の判も押してもらおうと。
・・・なのだけど、特に役所の判を押してもらえるわけでもなく、男性職員に話を聞いてもらって「何かに役に立つかもしれないから!無料だし!」と結婚証明書を4通も印刷してくれたほかは、特に何をするでもなく終了。そして何度も私の顔を見ながら「Auguri!おめでとう」と祝福してくれ、短い雑談をしてから退出。市役所出張所ではみんな人当たりが良くて親切なので、Questura等の後に行くとやっと普通の人間と話ができる感覚が味わえて癒される。だけど特に大事な問題が解決したことはない。うーむ。
次にそこから1ブロック先の税務署へ。
私のCodice fiscale(税務コード)を取得する。Codice fiscaleはもちろん税金を払う際に必要になるコードだけれど、赤ちゃんでも取得でき、イタリアではどっちかというとID番号のような役割をする。社会に存在している証になる、というか。
これも取得するときに滞在許可証が必要だと聞いていたので、またトラブルになるんじゃないかと思っていたが、パスポートと結婚証明書、夫の身分証明書のみで取得できた。国が金を得ることに関してはもちろんあっという間に事が運ぶのだった。そりゃそうだよなぁ。
これ以上準備のしようがないので、いざ先週行ったCUPに電話で確認してみると、午後窓口が開いているのは市中心のオフィスのみとのこと。
どうしても夫の時間のあるときに一緒に行ってもらって済ませてしまいたかったので、急遽ボローニャ市街へ向かうことにした。
詳細ははぶくけれど、結局私の条件では本当なら健康保険、加入できないんだって。先週のできごとを話すと、職員は「あの人たちは何にも知らないのよね・・・(ため息)」とこぼしていた。
いずれにしても滞在許可証が手に入ってから、もしそれまでに医療費を払っていた場合は余分な金額分払い戻しの申請ができると説明を受ける。払い戻し・・・してくれるまでにまた何年もかかったり忘れられたりしそうじゃん、イタリアって。それなら最初から加入できた方がいい。
ということで、夫が最後まで食い下がってこれまでの経緯を細かく説明して手持ちの書類を全部これでもか!(笑)と見せると、窓口の女性職員が「うーん・・・ちょっと待ってて。何とかやってみるわ」と言って隣にいたもう一人の男性職員に相談し始めた。
で、その男性も「いいんじゃない?」と同意。念のため別の事務所に確認の電話をし始めた。その後がよかった。
女性職員が超スピードで私達が持っていた書類をコピーし、
「今は短期のものだけ発行することにするわね。」
と、とうとう保険証を発行して手渡してくれた。
本来はどうしても滞在許可証が要るんだけど、条件を満たしていることにしてくれたらしい。そして、苦笑いしつつ「今同僚が電話で確認しているけど、電話が終わらないうちに行った方がいい」(反対されたら困るから)と促され、慌てて退出。電話中の男性も、目で「いいからいいから、行って!」と。
わーん、ありがとう(泣)!
ただの紙切れ1枚なのだけど、これがあるのとないのとじゃ精神的に大違いなのだった。
警察もこういう融通の利く人たちだったら今こんなに苦労してないのに・・・。
この健康保険証、今回は3ヶ月のみ有効。その後も滞在許可証の期限に合わせて毎回更新しなければいけないとのこと。次回更新する時にはすでに滞在許可証が手元にあると信じたい。
↓これを手に入れるためにずっとバタバタしていた訳です。
でもやっと一つ結果が出た。
先週地元のCUP(健康保険センターのようなところ)で散々もめた結果(私じゃなくお義母さんと電話を通して夫が)、向こうが要求している条件がなんとな~~く分かった(?)ので、それを満たすべく今週はもう一頑張り。
まず近くの市役所出張所へ。
私が"Carico"つまり「経済的に夫の完全な扶養である」ことを証明するために、会計士からもらった「宣言書」(ただの紙っぺら)にAが自分で何やら書いたのだけど、それが実際に適応されるものなのかどうかを確認するために市役所に行ってみよう、ということになったのだった。あわよくば承認の判も押してもらおうと。
・・・なのだけど、特に役所の判を押してもらえるわけでもなく、男性職員に話を聞いてもらって「何かに役に立つかもしれないから!無料だし!」と結婚証明書を4通も印刷してくれたほかは、特に何をするでもなく終了。そして何度も私の顔を見ながら「Auguri!おめでとう」と祝福してくれ、短い雑談をしてから退出。市役所出張所ではみんな人当たりが良くて親切なので、Questura等の後に行くとやっと普通の人間と話ができる感覚が味わえて癒される。だけど特に大事な問題が解決したことはない。うーむ。
次にそこから1ブロック先の税務署へ。
私のCodice fiscale(税務コード)を取得する。Codice fiscaleはもちろん税金を払う際に必要になるコードだけれど、赤ちゃんでも取得でき、イタリアではどっちかというとID番号のような役割をする。社会に存在している証になる、というか。
これも取得するときに滞在許可証が必要だと聞いていたので、またトラブルになるんじゃないかと思っていたが、パスポートと結婚証明書、夫の身分証明書のみで取得できた。国が金を得ることに関してはもちろんあっという間に事が運ぶのだった。そりゃそうだよなぁ。
これ以上準備のしようがないので、いざ先週行ったCUPに電話で確認してみると、午後窓口が開いているのは市中心のオフィスのみとのこと。
どうしても夫の時間のあるときに一緒に行ってもらって済ませてしまいたかったので、急遽ボローニャ市街へ向かうことにした。
詳細ははぶくけれど、結局私の条件では本当なら健康保険、加入できないんだって。先週のできごとを話すと、職員は「あの人たちは何にも知らないのよね・・・(ため息)」とこぼしていた。
いずれにしても滞在許可証が手に入ってから、もしそれまでに医療費を払っていた場合は余分な金額分払い戻しの申請ができると説明を受ける。払い戻し・・・してくれるまでにまた何年もかかったり忘れられたりしそうじゃん、イタリアって。それなら最初から加入できた方がいい。
ということで、夫が最後まで食い下がってこれまでの経緯を細かく説明して手持ちの書類を全部これでもか!(笑)と見せると、窓口の女性職員が「うーん・・・ちょっと待ってて。何とかやってみるわ」と言って隣にいたもう一人の男性職員に相談し始めた。
で、その男性も「いいんじゃない?」と同意。念のため別の事務所に確認の電話をし始めた。その後がよかった。
女性職員が超スピードで私達が持っていた書類をコピーし、
「今は短期のものだけ発行することにするわね。」
と、とうとう保険証を発行して手渡してくれた。
本来はどうしても滞在許可証が要るんだけど、条件を満たしていることにしてくれたらしい。そして、苦笑いしつつ「今同僚が電話で確認しているけど、電話が終わらないうちに行った方がいい」(反対されたら困るから)と促され、慌てて退出。電話中の男性も、目で「いいからいいから、行って!」と。
わーん、ありがとう(泣)!
ただの紙切れ1枚なのだけど、これがあるのとないのとじゃ精神的に大違いなのだった。
警察もこういう融通の利く人たちだったら今こんなに苦労してないのに・・・。
この健康保険証、今回は3ヶ月のみ有効。その後も滞在許可証の期限に合わせて毎回更新しなければいけないとのこと。次回更新する時にはすでに滞在許可証が手元にあると信じたい。
↓これを手に入れるためにずっとバタバタしていた訳です。
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seiko
at 2007-04-21 01:33
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なんだかとても大変な思いをして獲得!だったね。お疲れ様。アメリカにもそういう個人のIDのようなものあるけど、それは結構スムーズに取れたのを覚えてる。なにはともあれ、よかったね。
っていうか、最後の方、結構柔軟な頭を持った職員さん達でよかったね。そういう事もできるんだから最初からそうしてよー、みんな。って感じだね。
っていうか、最後の方、結構柔軟な頭を持った職員さん達でよかったね。そういう事もできるんだから最初からそうしてよー、みんな。って感じだね。
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さとこ
at 2007-04-21 05:59
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Sorella
at 2007-04-21 07:51
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いろんな意味で、すごい適当!!やっぱこっちに適当にしとかないとだめかも。いやーしかし、すげー大変そう!
はじめまして!モデナのさとこさんとこから飛んできました。わたしもボローニャ在住です。在住4年目にしてつい最近Tessera sanitariaを作りました(爆) 私もペルメッソ更新してて受け取り待ち中なのですが半券でなんなく出してもらいました。(&Residenzaも半券で申請済み)Tomokyさんは初めてのペルメッソなのでしょうか??
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at 2007-04-22 17:22
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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tomoky_ex at 2007-04-23 18:28
>seikoちゃん
ほんと、人によるんだよねぇ~(ため息)。でも融通利かない人のほうが圧倒的に多いよ、お役所は・・・。ま、それが普通か!アメリカも大変でしょう。お互いがんばりましょ~。
ほんと、人によるんだよねぇ~(ため息)。でも融通利かない人のほうが圧倒的に多いよ、お役所は・・・。ま、それが普通か!アメリカも大変でしょう。お互いがんばりましょ~。
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tomoky_ex at 2007-04-23 18:31
>さとこさん
あー、いた、ここに先輩が(笑)。今まで担当はハズレばっかりだったけど、ここ一番でなんとか当たったわ~。
イタリアだけじゃないかもしれないけど、この「一筋縄じゃいかない度」、結構すごいよね・・・。
あー、いた、ここに先輩が(笑)。今まで担当はハズレばっかりだったけど、ここ一番でなんとか当たったわ~。
イタリアだけじゃないかもしれないけど、この「一筋縄じゃいかない度」、結構すごいよね・・・。
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tomoky_ex at 2007-04-23 18:32
>姉さん
ここまでみんな違うってのもどうかと思うよね?適当ってか、柔軟にしておけるように心がけまする。
ここまでみんな違うってのもどうかと思うよね?適当ってか、柔軟にしておけるように心がけまする。
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tomoky_ex at 2007-04-23 18:38
>naocciさん
はじめまして!あら~ここにも先輩が(笑)
その空白の4年間はどうしていたんですか??他の保険で、それとも何もなしで??私はよく怪我したりするので怖くてさっさと作りたかったんですが、普通ならそんなに焦らなくてもいいのかもしれないですね(^^;)そうそう、Permessoは初めてではないんですけど、Questuraのアホ係員のおかげで期限切れになってしまって、新たに申請という形だったので半券(レシート?)じゃダメだったんです。更新だったら多分OKでした。その違いは大きいですよね!!!!あーまだムカつく。
ちなみに住まいはS.Lazzaroとは全く反対のDucatiがある地域です。naocciさんは・・・?
はじめまして!あら~ここにも先輩が(笑)
その空白の4年間はどうしていたんですか??他の保険で、それとも何もなしで??私はよく怪我したりするので怖くてさっさと作りたかったんですが、普通ならそんなに焦らなくてもいいのかもしれないですね(^^;)そうそう、Permessoは初めてではないんですけど、Questuraのアホ係員のおかげで期限切れになってしまって、新たに申請という形だったので半券(レシート?)じゃダメだったんです。更新だったら多分OKでした。その違いは大きいですよね!!!!あーまだムカつく。
ちなみに住まいはS.Lazzaroとは全く反対のDucatiがある地域です。naocciさんは・・・?