イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

ギリシャ料理の夜

昨夜は去年学校でクラスが一緒だったMakikoちゃんとMariちゃんと待ち合わせて、Cena(夕食)に出かけた。

Bolognaはなんだか昼間から変なお天気で、突風が吹いたと思ったら急にばらばらと大粒の雨が降ってきたり、やんだと思ったら晴れ間が見えたりして、夜になっても小雨が降っていたりした。出かけるときに限って!と思ったけど、ボローニャの中心地に着いたころには何とか傘を差さなくても大丈夫なくらいにおさまっていたので問題なく移動できた。やれやれ。

さて、3人揃ったところでまだ行く場所を決めていなかったのだけど、Mariから「ギリシャ料理にしない?」と素晴らしい提案が。実はBolognaに来てからまだ一度もギリシャ料理のお店に入ったことがなかったのだけど、ずっと興味があったので即OK。場所はDue TorriからVia Zamboniを下って、Teatro Comunaleを左に入ってすぐのところにあるレストラン。人気があって、すぐ席が埋まってしまうと二人から聞いていたのだけど、行ってみるとまだ席が半分ぐらい空いていた。(にもかかわらずなぜか一番奥のトイレのまん前に座らされた。ま、気にしない!)

早速メニューを持ってきてくれた店員さんが、おすすめの(?)代表的ギリシャ料理を口頭で並べてくれたのだけど、なにしろよく聞き取れない(ToT)。あとでMariやMakikoに確認しながら、私はMariと同じ「イかのトマトソース煮、ご飯添え」のようなもの(正式名称わからず)、Makikoは豚肉をナスやトマトのソースで煮込んだもの(これまた正式名称わからず)を注文した。この二人、お酒を飲まないので、この日は私もワインは控え・・・(っていうか、メニューにはビールばっかりたくさん出ていて、ワインが載ってなかったし)。
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イカ料理もMakikoの豚肉料理もやわらかくてスパイスも効いていてとてもおいしかった!さらに、ギリシャ料理といえば私が唯一思いつく「ギリシャ風サラダ」・・・。なんでだろ?やっぱり食べたくなって後から追加で注文してしまった。こちらも上に乗せられたチーズがコクがあってとってもおいしかった。ごめんなさい、写真を撮る前にフライングでチーズの手前部分を崩して食べようとしたのは私です。だっておいしそうだったんだもん。
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さて、その後はお待ちかねのDolce(デザート)。なぜかメニューを見始めた時点でMariのテンションが上がってる・・・。しかも、「私今日はデザート二ついっちゃおうかな~」とも。うーむ、ただごとではない。どうも彼女が最近ギリシャのデザートにはまっちゃっていて、禁断症状に近い状態になっている感じだった(笑)。
彼女のはまっているお菓子はこちら↓
左:Kadaif(カダイフ)            右:Baklava(バクラヴァ)
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だそうでございます。どちらも揚げた麺やクレープのような小麦粉ベースのものに、蜂蜜やバターのシロップとナッツ類がかかっている、めっちゃめちゃ甘いお菓子。さすがに一人で二皿オーダーするのも腹具合がどうか、ということで、Mariがkadaif、MakikoがBaklavaを頼み、二人でシェアするということに。Makiko、一口バクラヴァを入れた瞬間、「あ゛っまい!!」と一言。ははは!私も味見させてもらったけど、実際どちらも蜂蜜の直の甘さなのか、とっても甘かった。でもハマる気持ちもわかる。確かに甘すぎる点を除けばとてもおいしいと思う。結局Makikoの残したBaklava(半分ぐらいあったかな?)、ちゃんとMariが片付けてしまった。すごい。

私はというと、Coppa di Frutta(フルーツカップ?)という、一口サイズのフルーツの上にギリシャ風ヨーグルトと蜂蜜、ナッツ(胡桃かな?)が載ったデザートを頼んだ。こちらはこってりとしたヨーグルトにさわやかなフルーツと蜂蜜の甘さがとてもよく合って、甘すぎずペロッと食べてしまった。
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しかし、私たち(特に私以外の二人^^)、酒も入ってないのにしゃべりっぱなし、笑いっぱなしで、8時に入店してからなんと11時まで居座ってしまった。その間に、男性トイレに立ち寄ったイタリア人の中年のおじさんに気に入られるハプニングも。

初め、「Sayona~ra!」といきなり日本語で会話に割り込んできたおっちゃん。彼が知っている唯一の日本語らしい。そして、「日本語は難しいよ。日本語とロシア語、それにアラビア語、この3つは不可能な言語だね。」と。そうですか。そして自分が英語を数年やったにもかかわらず身についてないことも語り始め・・・。仕事場の若い連中はしゃべれるんだけど、自分はだめ、みたいなことをぼやいたり。さらに彼いわく、
「おじさんはね(とは言わなかったけど)レッチェ(長靴のかかとの方)の会社で、部下400人を率いて今プロジェクトをやっているんだよ。で、毎日遅くまで働いて疲れて家に着くだろ?すると家でうちの妻が(ワイフ、となぜかここで英語)さ、険悪な雰囲気であーだこーだ言うわけ。もうやんなっちゃうよ。君たちみたいにニコニコ笑っているのは素晴らしいね。」
と、どうやらお仕事のストレスが溜まっていて、私たちの馬鹿笑いと笑顔に思わず惹かれてしまった様子。そして、言いたいことだけ言って、「じゃ、またね!」みたいな感じで去っていった。私たちの笑顔が一人のおっちゃんを救ったのなら、それでいいさ・・・。

と思っていたら、食事もデザートもすっかり食べ終えて、あとは水だけでわいわい騒いでいたら、おっちゃん、また戻ってきた。彼のグループももう食事を終えて、これから別の場所で飲みなおすので、一緒にどうかというお誘いだった。やっぱり話したいらしい。彼の同僚の若い人たちも、トイレに寄るついでに一言二言話に来て、「じゃ、ちかくのスコティッシュ・パブで待ってるからね~!」とお誘いいただいたのだけど、もちろん私たちはお断りして、そろそろ時間もいい頃なのでお開きにした。

おっちゃん、かなりしつこく食い下がっていたのだけど、私たちがどうしても帰ると言うと、最後になぜか、「おじさんの(とはいってない。何度も言うけど^^;)顔は、信用できる顔かい?」と訊いてきた。私はFiduciaという単語の意味が思い出せなかったけどMariに説明してもらい、一応みんなで、「うんうん。信用できる。」と答えてあげると、
「そうか。おじさんは(とは・・・以下同文)感動した!!
と勝手に感動して、一人一人の手の甲にキスをしてから去っていった・・・。

よくわからないけど、いいことした。

MariとMakikoには結婚式のパーティーでのアイディアを考えてもらったりして、お世話になってしまった。でもかなりキワドイ感じのアイディアもあって、採用するかどうかは・・・あとでもうちょっと考えて決めてもよいでしょうか?(笑)

たくさん食べて笑って日本語でしゃべって、楽しい夜だった。
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by tomoky_ex | 2007-01-24 14:45 | | Comments(3)
Commented by Mari at 2007-01-25 02:06 x
昨日は本当に楽しかったね♪ あぁ、笑った、笑った。
突然のおじちゃんの登場も面白かったし。

結婚式のパーティのアイディアに関しては、ゆっくり考えてね♪
(ただし!アドリブができるということをお忘れなく(笑))
Commented by seiko at 2007-01-25 04:49 x
なんか食事がおいしそう。デザートも甘すぎるのもあるみたいだけどそうじゃないのもあるみたいだし。やっぱり”食”って本当に大切だと思う。そこに住んで生活していくとなるとなおさら。今痛くそれを感じてる所だよ。アメリカの食事は・・・。
楽しい時間が過ごせてよかったね!
Commented by tomoky_ex at 2007-01-25 19:53
>Mariちゃん
結局あのあとおじちゃんたちはどうしたんだろうね・・・。しかし思わぬところでイタリア語の聞き取り練習ができたよ(笑)。全然私達の会話をじゃましてるとは思ってなかったね、彼は。
アイディアは・・・はい、考えます。アドリブが怖~い!

>Seikoちゃん
アメリカの食事は・・・(てんてんてん)。ってなんだかすご~~く分かるよ(笑)!でも人種が多いから、他の国の料理が食べられるレストランも多くあるんだよね?場所にもよるか・・・。イタリア、少なくともボローニャは韓国料理とかタイとか、食べたいと思うアジア料理屋を探すのが難しいからときどき無性に食べたくなるよ。
seikoちゃんも機会が会ったらギリシャ料理食べてみてね。おすすめ。