イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

はとこちゃん@フィレンツェ

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わーもう3月ですって!(毎回こんな感じの出だしですいません。)

2月の忘れもしない、ヴァレンタインデーの日に義母宅から山の自宅へ帰宅するも、ボイラーの調子が悪くて暖房つけられない、一部暖房のラジエーターが破損&水漏れ、水道管凍って上階のトイレから水溢れる→下の階の天井に染みる、ベランダの雪が積もりすぎていたため水が1階天井部に浸透、その部分の漆喰がエライことになる、二日ぐらい水が使えない等々、なんやかんやでサバイバルな生活を送っていましたー(笑)。

今はなんとか落ち着いてますのでご心配なく。ちなみに壊れた暖房のラジエーターを水道屋が「もう注文してあるから来週半ばには届くよ。そしたら連絡するから」と言ってからすでに2週間・・・今思い出しましたけど、どうなってんのかしら。

さて本題。(長文御免)

先日いとこの娘ちゃん(仮名はとこちゃん。まんまか・・・)が、大学卒業を機にヨーロッパ旅行を計画。お友達と一緒にイタリアへ来てくれました。



フィレンツェに夜遅く到着して、次の日は1日フリー、その次の朝にローマへ行ってしまうということで、フィレンツェの1日をご一緒させてもらうことにしました。

いやーはとこちゃんはこの間日本に帰った時に法事で会っているんだけれど、その前までの思い出が高校生とかだったので、もう大学を卒業して社会人になるとか聞くと、自分の歳を考えずにはいられないですねぇ。いやー時が経つのは早いものです。しみじみ。

さて、朝初めてのFreccia Rossa(数年前に導入された特急)に乗りフィレンツェへ。時間どおりに着き(驚)、彼女達の泊まっているホテルへ迎えに行って午前9時ごろに無事に合流。

まずはお約束のDuomo(大聖堂)へぶらぶらと。

Duomoの姿が目に入るや「おおお!」と感動してくれています。ちなみにはとこちゃんの卒業研究は世界遺産だったそうで、それなりに思うところがあったようです。

Duomoの内部が開くまでに時間があったので、先にDuomoのクーポラへ上ってみることに。

前回私がクーポラに上ったときには長い行列で待たないといけなかったのに、今回誰もいないので恐る恐る扉を開ける・・・・と、男性職員が二人で談笑中。

一応「あの、もう開いてますよね?」と確認すると、チケットブースの外にいたおにーさん(おじさんと言うには若い)が、「もーちろん!朝5時から開いてるよ」といきなりジョークで返す(笑)。しかも「コンニチワ~」「アリガト~」と日本語を混ぜてくるフレンドリーさ。

チケットを買って二人を先に通して私も行こうとしたら、さっきのジョークのにーちゃんが真面目な顔をして「あのね、ちょっと」と呼びとめ、何を言うかと思ったら、

「見たところあの二人はイタリア初めてでしょう。あなたはイタリアに住んでいるみたいだからもう知っていると思うけど、最近ああいう若い子でね、日本人と韓国人が特に被害に遭っていてね。

最初は親切に近づくわけ。地図を開いているところへ『ボクが教えてあげる』とか、その後『コーヒーご馳走するからちょっとBarへ』とか誘うわけ。それで挙句の果てにお金取ったり、触られちゃったりして、女の子達が泣きながら来たりするんだよ。

あなたからもよぉ~く気をつけるように言い聞かせておいてくださいね。一番いいのは、どんな人が話しかけて来ても無視ね!無視!いい?」

あんなイノセントなかわいい日本人の女の子が二人で歩いているのを想像すると私でも心配になるので、

「大丈夫大丈夫、私も彼女の叔母みたいなもんなので心配するのは同じよ。だからよく言っておきますね006.gif

「うんうんそうしてね」

みたいな感じで先に進もうとしたら、おにーさんが最後に、



「あ、でもあなたは叔母さんじゃなくてお姉さんに見えますよ!(にこっ!)」



だってーーー!・・・もう心の中で爆笑!!!

いやーこの「これぞイタリア人!」みたいな、最後の決め台詞(というか女性への気遣いというか)って、ひさしぶりっす!!! 一番気をつけないといけないのはあなたのような人よねー!一体これで何人女の子を泣かせたのかしら!とか見えないつっこみを入れてしまう悲しいアラフォーなのであった(笑)。

はとこちゃんとお友達は彼が見所みたいなものを説明してくれているのかと思っていたら、世話焼き的な注意だったのでこれまた大うけしておりましたが(笑)。でもね、ほんとに気をつけてね。おばちゃん(じゃないけど)心配です。

実は今日書きたかったのはこれだけなんですけど(爆)、一応覚え書きで続きも(笑)。


さて、クーポラの上に到着。

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ジョットの鐘楼に登るのとどちらがいいかと言われると、私はクーポラに一票。Duomoの天井画をあんなに間近で見られるチャンスはここに上らないとないので。迫力満点です。

快晴で風もなく、これ以上ないぐらいのいいお天気で上からの眺めも最高。

ゆっくりクーポラを満喫してからシニョーリア広場方面をぶらぶら、ポンテヴェッキオ(ヴェッキオ橋)を渡ってPitti宮の方までお散歩。

それから駅方面へ戻ってサンタ・マリア・ノヴェッラ教会(の中には入らず)近くのフィレンツェ料理のレストランへランチをしに行きました。

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f0077159_22222323.jpgここ、前日にこの方に教えてもらったところですが、ランチメニューが11ユーロで、パスタとメイン、それにフルーツがついてしかもとてもおいしくて大満足でした。

しかもペネロペ・クルスに似たウェイトレスの人がとても親切でよかったですよ^^。(Yさんありがとう!!)

←豆のスープに入ったピーチ(Pici alla minestra di fagioli)というパスタ。優しい味。



さて、お次は駅からバスに乗ってミケランジェロ広場・・・ではなく、その先のSan Miniato al Monte教会へ。

私実はいつもサン・ミニアート教会の方へ来てしまって、ミケランジェロ広場は行ったことがないのです。車も人もたくさんでどうも敬遠してしまって。

その点この教会は人が少ない。静か。そして教会が渋くて私好みと来たものだから、毎回来るのが楽しみなのです。

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教会からの眺めもすばらしい。

ここでずーっと景色を見ながら日向ぼっこでもしていたいところでしたが、二人の貴重な時間を無駄にしてはいけないと心に鞭打って、今日は本当は予定に入っていなかったウフィッツィ美術館へ行ってみることにしました。

もし行列ができていたら別の美術館へ行くつもりでしたが、平日の午後の遅い時間だったことが幸いして行列ゼロ。しかも予約料と合わせると高くなる入場料がなんと6.50ユーロ(670円ぐらい)で、なんだか狐につままれた気持ちのまま中に入りました。

でも騙されてなかった(笑)。

わたくし、イタリアに住んで5年にしてウフィッツィ初体験でございます。

だいぶ駆け足で回りましたけど、ボッティチェリの絵はやっぱり見てよかった!カラヴァッジョはまた今度!爆

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美術館の窓から。


というわけで、イタリア初めての彼女たちに一応「ウフィッツィ美術館へ行ったよ」と言ってもらえることができて、おばちゃんほっとしております。せっかく来たんだものね。

その後は彼女たち念願のジェラート。これもなんとか当たりだったようでよかったです。フィレンツェはどこが美味しいとか土地勘がないもんで、ヒヤヒヤでした(^^;)。

夕暮れのフィレンツェも美しいですね。

この後ホテルへ一緒に歩いて、はとこちゃんたちとはお別れしました。

この後彼女たちは自分達で旅を続ける予定。どうか安全に楽しく旅を満喫できますように。

夜仕事後にボローニャの義母宅で待機し、帰りに駅まで迎えに来てくれた夫にも感謝。

楽しい一日でした。
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by tomoky_ex | 2012-03-01 14:47 | 旅とお散歩 | Comments(12)
Commented by puyo at 2012-03-02 02:16 x
はとこちゃんが海外に行く歳になったのねぇ(泣)中学生でも親と一緒に電車乗ってたから感慨深いっす。フィレンツェで食べたジェラートおいしかったなあ。ピザもおいしかったなあ。今度教えてあげるね(前に教えた気もする)。
Commented by ジュニア at 2012-03-02 06:02 x
やっと携帯からコメント欄に接続できた!!

それにしても、シニアの風景描写を読んでると、フィレンツェのあの景色が目に浮かぶよー。また行きたいなー(食べたいなー?)きっとはとこちゃんにも良い思い出、卒業旅行になったんだろね?

そしてイタリアのメンズ。なんかみんなチョイわる?石田純一みたいだけど、自然にその仕草や言葉が出てくるとこは、普通の日本男児も真似してほしいとこよねー。

アレ氏もそうなの?イメージ湧かないけど(私の勝手なアレ氏のイメージはぼくとつ、不器用、照れ屋さんとか。)
Commented by naocci at 2012-03-02 06:57 x
わ~!わたしのいとこの娘も卒業旅行でイタリア来てたんだよ~! こちらはガチガチのツアーらしく会えなかったけどねん。フィレンツェ、何度行っても観光気分味わえそう。わたしも行きたくなっちゃったよ~お姉ちゃん(にこっ)  
Commented by Sorella at 2012-03-02 15:20 x
なんか、赤ちゃんの頃から知ってて、大学入学時以降会ってないので、もう卒業旅行!それも海外!!それもイタリア!!!と非常に色々と驚いております。楽しい旅になるといいね~。彼女はしっかりしてるから大丈夫ちゃんでしょう。
Commented by Bolognamica at 2012-03-02 19:00
そんなサバイバルの状態にいたのね~・・・!!それは大変だったと思う!><:2月の中旬といえば、まだ寒さが残ってたころだもんね。デモその後一気に春らしくなってきたから、今は大丈夫みたいだしよかったよかった^^
フィレンツェ・・実は私がイタリアにはまる最初の最初のきっかけになった街よ・・特にミケランジェロ広場からの眺めは衝撃だったし、ボローニャ留学の後に1カ月だけフィレンツェ留学してたけど、その時もしょっちゅう一人で行ってた。私も眺めはドゥ―モからのが好きだなぁ~。
ジョットから眺めるドゥ―モの姿も綺麗だけどネ^^
しかし、その職員おもしろい!そんな忠告してくれるのも「へ~」って感じで感心しちゃったけど、私もtomokyちゃんと同じく「あなたが一番怪しかったりして!」と突っ込んでしまいそう笑。まぁ確かにtomoちゃん、叔母さんには見えないしね!!^^
このレストラン、私も行ったことあるかも~でもその時はそんなお得メニューのランチ気がつかなかった~!確かに美味しかった!はとこさん達も喜んでくれたのでは?アテンドお疲れー^^
(あぁ・・今頃皆は楽しんでるんだろうなぁぁーーー行きたかったな~また後日アップよろしくね!^^)
Commented by tomoky_ex at 2012-03-03 07:12
>puyo
でっしょう~?いやー大きくなるもんだね!笑 
そうそう実は行く前日まで何にも考えてなくて、そういえばおいしいジェラート食べたって言ってたな・・・と思って一瞬そちらに電話しようかと思ったけどすでに真夜中だったわ~(笑)。また教えてちょー!
Commented by tomoky_ex at 2012-03-03 07:18
>ジュニア~
へぇー携帯でもコメントできるの?嬉しいわ!
そうだよね~ジュニアとMちゃんでフィレンツェに行ったんだもんね?あの時は食事は大丈夫だったのかしら?もう記憶が・・・
そうそう、イタリアメンズ(ちょい悪かどうかは謎)的発言を聞いて、「あーこれは日本人男性からは絶対に出て来ないコメントだ!」と思ってウケタんだけど、そうか、石田純一がいたか・・・←違
あのー、あなたも見たでしょうちの旦那。朴訥不器用照れ屋、当たってます!笑 あの人はイタリアメンズではないのよ!笑
Commented by tomoky_ex at 2012-03-03 07:21
>naocci
えーいつ来てたの?すごい偶然(いとこの娘っていうところが特に)!
フィレンツェは何度か行ってるけど、まだ入ったことない教会やら美術館博物館がたーっくさんあって、まだ将来的にも観光できそうです(笑)。お天気がいいときに行きたいねぇ。お姉ちゃん(にこっ)…ってどう反応してよいやら(笑)。
Commented by tomoky_ex at 2012-03-03 07:24
>Sorella
彼女の大学入学時に会ってるの?そりゃ私より最近に会ってるわ。私はほんっと今回の法事が久しぶりだったもの。下のはとこちゃんも大学入学ですから~。いやー時間が経つのは早いね。しみじみ。
ほんと、楽しい(そして安全な)旅になるといいな。もう一人のお友達もとってもしっかりしてたから大丈夫だと思うわ!
Commented by tomoky_ex at 2012-03-03 07:33
>Bolognamicaちゃん
そうそう、極寒のサバイバルだったわー。今日も実は家に帰ってきたらいろいろあって暖房はつけてないんだけど、もうあの2月の時に比べたら天と地の差ですわー。ちょっと冷えるけども。
そうか~Bolognamicaちゃんはあの街に滞在していたわけね。ちゃんとそこで生活していたらまた違うフィレンツェの姿を知っているのね。いつか一緒に案内してもらいながら回りたいわ。
あの職員はほんとにツボだったわ~。なんか北イタリア(というかボローニャ)であんまり出会わないでしょ?私が観光客じゃないからかもしれないし、若い女の子でもないからかもしれないけど(笑)。
えーこのレストラン知ってたんだ!あのね、このランチメニュー、私も最初にサイトを見ていなかったらその場では気づかなかったと思うよ。ドアのはじっこのところに貼紙がしてあるだけで、最初にもらうメニューには書いてないし。でもとてもおいしくてよかったです。彼女たちも気に入ってくれたみたいだし。
今日はね、、、とーっても楽しかったしおいしかったのよ~。次回は是非、Bolognamicaりん!!(アップは多分kuromirukoちゃんが…期待。笑)
Commented by maya-on at 2012-03-05 19:59
Tomokoyさん・・・おうち大変だったんですねーーー!涙
確かに山のおうちは冬のトラブルが多い&そこはイタリア・・・・なんて、確実にスイスの山奥とかよりサバイバル度高い気がします・・・・。
本当にご苦労様です!!
最近、「もしイタリアに住むとしたら」というシュミレーションを強いられる(?)状況で、ちょっと悶々としているのですが、ドイツはドイツ、イタリアはイタリアでそれぞれ長所も短所もあり、難しいですねぇ・・・!

話かわりますが、私も丁度来月日本から来る母と一緒にイタリア旅行でフィレンツェも予定に入っており、この記事とっても参考になりましたー!

確かに、観光地でキャピキャピの日本人女子たちを見ると、「そんな外国で足出してヒールはいて・・・大丈夫か?」と最近オバチャン的下世話な感想を抱いてしまう自分が居ます(笑)でも無防備な人たち、多いですよねぇ・・・(と、自己正当化。)
Commented by tomoky_ex at 2012-03-05 23:19
>maya-onさん
いやー確かにスイスの山奥よりもサバイバル度は高いですね!確実にね!しかもうち山奥じゃないですから。水道屋が見つからないところでもう、、、ね。イタリアに住む可能性もあるんですか?大丈夫、町ではこういうことはないと思いますよ。うちが田舎なんですorz
来月お母様とイタリア旅行!素敵ですね~。気候も良くなっているだろうし最高ですね。日本女子見ると思わず注意を垂れたくなってしまうのは私が歳だからかと思っていたら違いました(笑)。でもやっぱり余計な心配してしまいます・・・ と、とにかくご旅行楽しんでくださいね~^^ ボローニャに来る時間なんてないとは思いますがもしチャンスがあったら是非~~^^