イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

Val Venostaの小さな村めぐり

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Citta' di Glorenza


前日夫の登山靴を修繕に出してしまったので、今日は山はお休み。

車でぶらぶらと小さな村に寄り道しながらオーストリア国境地点近くの湖まで行ってみます。久々の山歩きで激しい筋肉痛になっていたのでちょうどよかったです(笑)。





主要なところだけご紹介・・・

まずはSludernoにあるCastel Coira(コイラ城)。

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中は博物館になっていて入れるのですが、1時間に何回かあるガイドツアーに参加しないと入れないようだったのでパス。代わりに城の回りに散歩道があったのでそこをぐるっと散歩。お城前からの絶景も楽しみました。

f0077159_5132784.jpgお次はお城からすでに見えていた村、Glorenzaへ。

アルト・アディジェの昔ながらの城壁と町並みがそっくりそのまま残された唯一の村だそうです。

おお、看板の通りの城壁だ(笑)。ここから中へ入ります。

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アディジェ川に沿って城壁が。とんがり帽子の屋根の塔に特徴がありますね。

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城壁の中の村は時が止まったような昔の雰囲気・・・と言いたいところですが、観光客がものすごく多かったのと、道路や建物がだいぶきれいに整備されていて、「小ぎれいな観光の村」という印象。

それから町の中をスイスへつながる道路が通っていて、狭いのに交通量がかなり多いのにびっくり。

それでもちょっと大通りから外れると歩いている人も少なく、ゆっくりお散歩ができます。白いポルティコがつながる通りはとても素敵でした。

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山ではドイツ人に、町ではイタリア人に多く出会うのはなぜでしょう…

Glorenzaを出て北上し、Burgusioという村へ。

車に乗っていてタイミングを逃して写真が撮れませんでしたが、この辺りから風力発電のプロペラ(?)が見える辺りの眺めがもーーっ=3 すがすがしくて良かった・・・と次回(いつ?)のために記しておく。

Burgusioを代表する二つの建物。下写真、左の白い建物がabbazia di Monte Maria(モンテ・マリア修道院)、右下にある城がCastel principesco(君主の城)。

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そろそろお昼。

修道院に寄ってみようと思っていたのですが、その前に何か食べようとBurgusioの村の中に入ってみます。ここも静かで古くてゆっくりした時間の流れる素敵な村。

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食べるところはあまり選択肢がなかったのですが、たまたま目に付いたHotel Weisses Kreuz内のレストランのテラスに落ち着く。

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テラスからお城も修道院もばっちり見えて「おー!」なんて喜ぶ私たち。

f0077159_5291338.jpgその上、人が少なくてゆっくり落ち着いて食べられるのが特等席のようだったし、ウェイトレスの女の子は親切で気が利いてかわいかったし、出てくるお料理は(パスタ類とサラダだけだったけれど)とてもおいしかった。あのパリッパリのクリスピーなスペックが夢に出てきそう。

しかも今までで食べた中で絶対的にNo.1のストゥルーデル(←写真)が食べられた。(しかも安かった!)大満足です。


満足したところでようやく重い腰を上げ(だいぶゆっくりしちゃった…笑)、修道院へ。

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ここも中の一部が博物館になっていてお金を払えば入ることができましたが、いいお天気だったし景色を眺めているだけで満足してしまって、中には入りませんでした。

上から見たお城。お城のすぐ下にだいぶ細くなったアディジェ川が流れています。

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ちなみに先ほどのGlorenzaの標高が907m、Burgusioが1216m。だいぶ上って来ています。

このまま谷を北上して行くと、オーストリア国境手前にPasso Resiaという峠があり、1504m(なぜかその手前にあるResiaの町の方が峠より高い1525m)。 谷間にいるせいかそれほど自分が高いところにいるような気がしないのが不思議。


Burgusioからもう少し北上すると、二つの湖があります。

一つ目に見えてくるのがLago di Muta(Muta湖)。

間にS.Valentinoという集落があり、それを過ぎるとさらに大きなLago di Resia(Resia湖)に出ます。

Resia湖の真ん中を過ぎたあたりにあるCuron Venostaを目指します。

ここには何があるかというと、、、

これです↓。

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もともとあったレジア湖を拡大し、堰を設けて水力発電に利用する大プロジェクトが行われた時、一つの村(やいくつもの農地)が水の底に沈み、取り壊されなかったこの教会の鐘楼だけが水面の上に残っているんですね。

駐車場の脇に現在の水面の高さと当時の町の模型や写真などが展示されているところがあって興味深いです。

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なにはともあれこの湖はどこを切っても絵になるぐらい美しく、湖の周りには自転車も走れる、よく整備された遊歩道が延びています。

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しばらく湖に沿って北へ向かってお散歩。風が強い日で、ベンチで一休みするのに上着が必要なぐらいでしたが気持ちのいい散歩ができました。

Curon Venostaまで戻ってくると、遊覧船がグルグルと(大サービス?)鐘楼の周りを回っているところでした。

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さて!湖も見てしまうとあとやりたいのは一つだけ!

それはオーストリアとの国境を見に行くこと(なぜ?笑)!

本当はね、私の頭の中では国境の線があって、ホーマー・シンプソンのようにあっちに行ったりこっちに行ったりしながら「イタリア、オーストリア、イタリア、オーストリア、、、でへへ、、、」というのをやってみたかったんですが(だからなぜ?^^;)、現実はなんかそんな雰囲気ではなかった・・・。ちゃんと税関あったし。

なので、「見て来た」というだけで終わっちゃった♪ 一応証拠写真。赤い標識辺りからあっちがオーストリアです。なげやり。

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それから、帰る途中で『スイス10km』という標識が見えたので、夫が「ここまで来たんだから行っとく?」と、急きょ向かったスイスとの国境(笑)↓。これは厳しそうだったなぁ。いずれもイタリア側から眺めただけですが・・・

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一体何をやってるんでしょうか、いい年して(^^;)。

ということで、夕方無事に夫の靴もゲットして翌日は最後の山登り!
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by tomoky_ex | 2011-08-30 12:45 | 旅とお散歩 | Comments(0)