イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

Cantine Aperte 2011

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人知れず突然の復活です。みなさまお元気ですか?私は元気です(笑)。

またぼちぼちよろしくお願いいたします。

だいぶ遡りますが5月の話。今年もやってまいりました。

恒例のワイナリー・オープン・デー、Cantine Aperte。今年は5月29日でした。毎年ここに書いているので、今年も記録代わりに書こうと思います。


素晴らしいお天気になりました。昼食を取って(そのあと洗濯機が終わるのを待って 笑)からの出発。






今年はいつも行くMonteveglio方面ではなく、以前から気になっていたMarzabotto市のワイナリーからスタートしました。

Tenuta Folesanoという家族経営のワイナリーで、Monte Sole歴史公園内にあります。

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私たちが着いた時には他のお客さんは誰もいなかったようで、奥さんが「どうぞどうぞ!まず私達のブドウ畑をお見せしますね。」と、畑を案内してくれました。

まず彼らの畑とワインの歴史、そしてこの土地の特性、畑を指しながら「ここからがメルローのブドウで、あそこがバルベーラで、云々」などなどなど、とってもとってもていねいに説明してくれます。

ただ味見できるだけかしら、なんて思っていたのでこれには正直びっくりしました。いい意味でですよ、もちろん!

彼らのブドウは全てオーガニックで、ものすごくケアが行き届いた畑です。

Marzabottoはエトルリア人が住んでいたことでも知られていますが、「これはエトルリアのブドウなのよ」と見せてもらった木に小さい小さいブドウの花が咲いていたのが印象的でした。

このあと彼らのCantine(ワインを保存しているところ)などを見せてもらい、建物の2階へ上がって試飲させていただきました。

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ここでも奥さまの説明をひとり(二人か)占め状態で、ものすごく面白く聞かせてもらいました。

1番最初に試飲したAlbana種の白ワイン。ものすごく香り高い。鼻を近づけただけで思わず「わーお!」と声が出るほど。ブドウ畑の周りに咲いている花の香や植物の影響を受けてこんな香になるのだそうですよ。ほんまでっか!(佐分利先生風)

2番目にロゼ

バルベーラの実が一番熟した最後の時点まで待って、中の白い身部分に赤い色がついたものを外から乱暴につぶさないように特別な手順で作っているそうです。(本当はもっと細かく説明していますが、私のイタリア語力が・・・ごほっごほっ=3)

とてもデリケートでフレッシュ。

それから昔この地域一帯は海の底だったということで、土にミネラルが豊富に含まれているのもブドウに影響しているとか。

こんな感じで説明を受けていると、他の年配のご夫婦が試飲のテーブルに加わりました。

3番目は赤のサンジョベーゼ

これもまろやかでおいしいなぁ。

最後に彼らイチオシのメルローで、これは全国のメルローの品評会で3位を取ったそうですが・・・・

こりゃ、う、うんめぇ~~!かなりいいんじゃないでしょうか~!!

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いやぁーよかった、来て。

この後は他にも続々とお客さんが訪れて奥さんも忙しくなってしまいましたが、いろいろお話を聞かせていただいてとても嬉しかったです。

私たちが来た時は誰もいなかったのでナメていましたが、奥さんのかすれ声を不思議に思っていたら、実は午前中に人がわんさか来て説明しすぎて声が枯れちゃったのだそうです(^^;)。お疲れ様です。

ここで飲んだワインは4本とも全部1本ずつ買って帰りました。

7月7日(木)の夜に映画上映会をするそうです。夫は行く気満々(笑)。

***

さて、満足したのでもううちに帰ってしまってもよかったんですが(爆)、お天気も最高だし、せっかくなので丘越えして、いつものBeghelliで大量購入すべくCastello di Serravalleへ向かいました。

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去年おととし辺りから、ボトル以外に5リットル入りの箱入りでも売り始めたのですが、中身はボトルのワインと変わらず、お値段もお得でおいしいので、私達のテーブルワインはBeghelliのものが定番になっていました。そろそろ買い足し、、、と頭にあり。

ここでもまず白ワインからスタートして、ピニョレットはそれなりに「いいね」ということで夫とも同意。

他の白もそれなりにいい線行っていると思います。

が、、、赤が今年は「あれ??」「ん??」と二人とも同じ反応。

イマイチ、、、でした。というかおいしくないー!残念ーーー!!!008.gif

それでもBarbera Riservaはおいしかったので2本買いましたが、これも前年に飲んだものと比べると味が落ちているような・・・ちなみに今回のは2007年のものです。

なんか期待していただけにちょっと、いやものすごーーくがっかりです。

ちょっとおかしかったのが、私たちが着いたとき奥様がいらっしゃったので挨拶をしたら、私達の顔を見るなり、「今年はチョコレートケーキを作らなかったのよ~。ごめんなさいね~」と。

去年おばあさんの作ったケーキがあまりにおいしくて、絶賛したことを1年後にまだ覚えていてくれるとは・・・。実際車の中で「今年もあのケーキを食べないとね!!」なんて言っていたのです(笑)。

ちなみに今回は、Cantine Aperteと共に、"SIMPOSIO DELLE ARTI" (アート・シンポジウム)というイベントも同時開催していて、そのイベントに来た子供たちが30人ぐらいわ~~~っとやってきて、試飲場のおつまみを全てかっさらってしまい、食べるものが何もなくなる事件発生(笑)。ケーキどころの話じゃなかったのです。
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うーむ、いろんな意味で残念だったBeghelli。

(実はブログ再開はこれを書きたかったというそれだけの理由!爆  はぁぁ、、、=3)

今回はピニョレットを大きな箱で一つ、あとはBarbera Riserva2本のみ購入しました。

もう今年は買わないだろうな。。。

*****

最後に寄ったのは今回が2度目のアグリ・トゥーリズムのCorte d'Aibo

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ここもオーガニックのワインを作っています。

ここではまず試飲料とグラスの保障金で1ユーロ払います(後で戻ってきます)。試飲料はグラス1杯なら€2、もしくは4杯なら€7。

私たちは当然(?)1人1杯ずつにしました。

興味のある赤の木の樽で熟成させたOrfeoというワイン。それから、オーガニックの赤。

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ここは前に来た時も大人気で人が溢れていましたが、おそらくその理由の一つはおつまみ類の充実していることでしょう(笑)。

モルタデッラやパルミジャーノ・レッジャーノチーズは丸ごとドーンと置いてあり、その場で切ったものが食べられます。

レストランを営んでいるだけあって、フォカッチャやグリッシーニもおいしいし。ワインがグラス1杯しかないのがくやしい(笑)。

ちなみにワインは樽で熟成させた方が文句なく圧勝。

一瞬買って帰ろうかと思いましたが、去年買ったブルネッロよりも高い値段だったので思い直しました。おいしいのがあるというのが分かったので、機会があったら買えばいいね、ということで。

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私たちも少し周りをぶらぶらしながら夕方の空とブドウ畑を満喫しました。


そうそう、Marzabottoから丘越えをしているときに、大きな角のある鹿が車の前を横切って度肝を抜かれたり、最後のCorte d'Aiboを去ろうという時に、こんなの↓(野ウサギ)がまたまた車の前をタタタッと駆け抜けて行ったりと、なかなかワイルドな一日でもありました。

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※Cantine Aperte過去記事はこちら:2010年 2009年 2008年 2007年

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by tomoky_ex | 2011-07-06 10:55 | | Comments(12)
Commented by puyo at 2011-07-07 02:21 x
なんかちみんちで飲んだお手軽ワインがかなり美味しかったらしく、こっちでもお手軽ワイン探ししてるんだけど、なかなか見つからないみたい。彼の誕生日にでも送ってあげてくれるとすごく喜ぶと思う。

しかしワインは年によって本当に当たり外れがあるんだね~。繊細やの~。
Commented by tomoky_ex at 2011-07-07 04:41
>puyo
あのお手軽ワインでしょう~。それってBeghelliのだったのよね~。年によっても違うんだけど、なんか1度「おいしくない」って思っちゃうとなかなか行く気も起きなくなるもんでね。さてさて来年はどうなることやら。
ワイン気に入ってくれたのね。郵送できたらお手軽でおいしいの送るわ!(梱包に不安があるのでもしかしたら来年帰るときとかになっちゃうかもだけど、、、^^;)待っててね~~。
Commented by Wagan5 at 2011-07-07 18:28 x
そういえばこの間、イースターにワイナリーでぶどうの収穫したとき、感覚がなかなかつかめなくて、腐ったぶどうを十分切り落とさないでクレートに入れちゃったかも、っていう話になって、皆で「今年のワインがまずかったらうちらのせいだね~」って冗談で言ってたんだけど、もしかしたら本当にやばかったのか・・・。
Commented by tomoky_ex at 2011-07-07 19:59
>Wagan5
あーあー!!笑 だからかぁ、素人が「体験させてください!」とか「やらせて」とか言ってもなかなかやらせてくれないの。(←うそ。労働基準の問題)
じゃ、そこのワイナリーのワインは今年はちょっと手を出さず・・・なんてね。
Commented by Bolognamica at 2011-07-08 20:10
ともちゃん!今日はなんだか胸騒ぎがして(笑)久々にブログを覗きにきたら(って言っても早く復活しないかなぁーと時々遊びに来てた^^)、復活してるし~!待ってましたよ♪

しかしこのワイナリー回るのいいね~大好きだよ、こういうの。
ワインは好きだけど全然詳しくなくて、、、飲めるのは飲めるんだけどね。。
一番美味しそうだったメルロー、私も飲んでみたいなぁ~ともちゃん達絶賛なら間違いないって感じだし^^
来年は私も行ってみたいわぁ~しかし残念ながら主人あんまりワインに興味ないのが難点です、、、涙。
Commented by みぽりん at 2011-07-08 20:35 x
お久しぶり!!元気ですかいな?
手ごろな値段のおいしいワインに巡り合う為、日々努力してます(嘘)。
ひたすら飲むしかないのかな。今は手軽なカリフォルニアワインの「カルロ・ロッシ」ばっかりです。安いしね。

Tomokyのブログ復活を〇ピー、シ〇〇ー〇に連絡しとくねん。

Commented by tomoky_ex at 2011-07-09 05:02
>Bolognamicaちゃん
胸騒ぎ!笑 わぁ~どうもありがとう!^^
Cantine aperteは毎年5月の最終日曜日にあるんだけど、毎年飽きずに行ってます。旦那さんがワインに興味がないなら運転手として、、、なんて、ダメ?笑
Marzabottoのワイナリーは賞を取っていたメルロー以外もおいしいのがあったから、きっとBolognamicaちゃんの好きなタイプも見つかるはず。いつかぜひ!^^
Commented by tomoky_ex at 2011-07-09 05:05
>みぽりん
お久しぶりー!私は元気よ~。ブログの存在覚えててくれてありがとねん。○ぴー、し○ちゃんにもよろしくお伝えくだされ~^^
日本って結構どこのワインも見つかるでしょう?値段も数年前に比べたら格段に安くなってるし、敷居が低くなったよねぇ~。イタリアはね、やっぱりほとんどイタリアのワインが棚を占めてて、ちょっとオーストラリアとか、チリとかそっちのワインが見つかるかなぁ~?って感じ。意外でしょ。「カルロ・ロッシ」はおいしいの?安いならなおよし。私の基準もそれでーす(笑)。
Commented at 2011-07-11 03:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomoky_ex at 2011-07-11 03:58
>鍵コメさま
はじめまして!了解しました。その旨お伝えしますね!
Commented at 2011-07-12 01:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomoky_ex at 2011-07-12 05:33
>鍵コメ様
連絡がついてよかったです~(^^)
またいつか是非ボローニャに遊びに来てくださいね。
お友だちもいることですし、お待ちしていますよ~!