昨日のサッカーワールドカップ日本初戦の感動冷めやらないTomokyです。日本のあとにイタリアの試合もありまして、1日の後半はサッカー三昧でございました。といっても仕事やら他のことしながらなんですが・・・。日本戦はパソコンのストリーミングでなんとか見たという。テレビで観たかったなぁ!
さて、昨日書こうと思っていたのに書きそびれてしまった、日曜日のこと。
午後3時ごろから夫と散歩にでかけました。
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今回はMonte Sole歴史県立公園へ。この時と同じようにMarzabottoの先Pian di Venolaから公園へ入り、今回は山の上のインフォメーションセンターを目指しました。車で(笑)。
そこでハイキングコースなどが載っている地図か情報か何かわかればいいなぁと思ったんですが、なんか思っていたようなインフォメーションセンターはなく、ホテルとレストランとBarがありました(笑)。それでもなんとかおじさんから情報をゲット。^^;
この公園一帯は第2次世界大戦時にナチスに反対するパルティザン達の拠点だったためにナチによる大虐殺がくり返された、ボローニャ人にとっては忘れることのできない場所で、いたるところにモニュメントや慰霊碑などがあります。
このインフォメーションセンターからすぐ近くにもサン・マルティーノという小さな村落があったのですが、ナチに全て焼き払われて今は下の写真のように教会の基礎部分が残るのみとなっています。
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この小さな村で殺されたのはほとんどが女性、子ども、お年寄りで770人に上りました。
インフォのおじさんが、「この時の1週間は『夜のない1週間』と呼ばれているんだよ。なぜなら町が燃やされる火が1週間消えなくて夜も昼間のように明るかったんだ。』と言っていましたが、本当に小さいところなんですよ。
Marzabotto含め、周辺の小さな集落が全てこの殺戮の現場になっていたという事実は、今からは想像するのも難しいことです。
という、ちょっとだけ歴史の重さを感じながら山の方へ散歩・・・・・してみようかなと思ったんですけど、天気予報で晴れって言ってたのに、な~~んか怪しい雲がね、そして風がね、出てきているような気がして、結局20分ぐらい歩いたところで引き返して来ました。
不完全燃焼(笑)。
歴史も大切なんですが、この辺はまだまだ自然の中のコースが未発掘なので、これから徐々に試して行く予定です。