イタリア人夫と黒猫(♂)と共に送る、イタリア・Bologna県田舎での静かでドタバタな日々。問題だらけの田舎家との闘い、今年も続きます。 旅と食べることが大好きなTomokyの日記

by Tomoky

パドヴァへ(2)

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二日目は、パドヴァ観光の目玉、スクロヴェーニ礼拝堂からスタート。(詳しくはこちらなどを。)

前もって予約が必要だと聞いていたんですが、前日は礼拝堂閉まってたし、インフォメーションセンターも閉まってたし、予約って言ってもねぇ・・・という感じで、普通に当日行ってみました(笑)。この時期は観光客もだいぶ少ないようで、20分後に始まる回で観られることに。



待ち時間、短いような長いような・・・どうしようか?

と考える間もなく、周りにいた職員のおばちゃん達が話しかけて来ました。

「あなたたち、20分間ずっとここにいなくてもいいのよ!」
「まずはあそこのクロークで荷物を預けてね。」
「あ、カメラは礼拝堂では使えないけど、待ち時間に中庭に出たりして撮るのはいいのよ。持って行きなさいよ。」
「待っている間、1階の展示を観たら?(市立博物館が併設されているので。)コースはこう行って、あっちに行くと私の同僚がいるから、そこで礼拝堂への行き方をまた聞いてね。」

などなど・・・・。まず3人ぐらいのおばちゃん達がすすんで助言してくれます。

その後礼拝堂の方へ行く出口にいたおばちゃんも、礼拝堂の中のおじちゃんも、こちらが何も聞いていないのにいろいろ説明してくれる(笑)。

よっぽど今日は人が少ないんだよ~、なんて笑ってしまいましたが、いつもこんなに親切だとしたら、パドヴァ侮れません。

一番おかしかったのが、この市立博物館のすぐ近くのPalazzo Zuckermann博物館。礼拝堂、市立博物館と共通のチケットだったので(いずれにしてもパスがありましたが)、急ぎ足で観るつもりで何気なく行ってみたんですが、ここでも各階の博物館員が私達の顔を見たとたんに「待ってました!」という感じで説明してくれ、なんだかゆっくり観ないと申し訳ないような感じになってしまいました。

特に一番上の階の年配のおばさま。

ローマ時代から現代までのコインのコレクションだったのですが、私たち別にコインに興味がないので、それこそすっ飛ばそうと思っていました。ところが階段を上ってこの階に着くと、このおばさまがいらして、展示の大まかな説明を始め、最後に

「ここは午後7時まで開いてますから、どうぞ最後までゆ~っくり観て行ってくださいね(笑)。」

って!

その時午後2時ぐらいだったでしょうか。さすがに午後7時までは無理です~、なんて笑ってしまいましたが、すごく熱心だなぁと感心しました。と同時に、今日もしかして私たち初めての客だったんじゃないかしら、なんて思ったり。いや~、ずっと誰もいない館内で座っていないといけないっていう仕事も寂しいかも、確かに。

さて、また市街へぶらぶらと足を延ばして、前の晩夜景を撮った市庁舎の前へ。中を覗くとこんな感じになっていました。

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この一画、階段と石造りの建物の組み合わせがなんだか中世っぽい。

そのまま左へ抜け、エルベ広場へ。

かつては法廷として使われていたPalazzo della Ragione(ラジョーネ宮)の中をちょっと覗いてみることにしました。

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上の階のアーチの部分は、長い回廊になっています。天井に絵が描いてあってなかなか素敵。

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そして上からエルベ広場が見下ろせます。平日の昼間はいつもこうやって果物や野菜などの市場が所狭しと並んでいて活気があります。

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テントの屋根で上からだと様子は見えないですね(^^;)。

ラジョーネ宮の中は、でっかい大広間になっていて、特に屋根が船底のようで素敵でした。普段は展示会などに使われているようで、現在は"PADOVA COUTURE"というイタリアファッションに関する展示会が行われていました。

こちらはフーコーの振り子のような、振り子。

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ゆらゆら揺れているのを観ていたら眠くなりました(笑)。リラックスには持って来い?

大きな木製の馬。

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その他壁のフレスコ画などもおもしろかったんですが、だんだん足も疲れてきまして。

あと一ヶ所ぐらい見たら帰ろうか・・・などと言いながら、次なる目的地Caffe' Pedrocchiへ。

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ここは1831年創設の古いカフェで、2階が博物館になっています。ここも甘く見ていたら結構見るところがあって(特に戦争に関する展示)、しかもまたまた職員のおじさまがやたらと絡んでくるのですぐに退散することもできず、時間をかけて回りました(笑)。

パドヴァの歴史に興味があるととてもおもしろいと思います。私もパドヴァはよく知りませんが結構興味深く観られました。

もうひとつ興味のあった、大学の昔の解剖室などはこの時期閉まっていて見られないことも分かっていたので、この辺でパドヴァ観光は終了!

二日目もお天気がよくて助かりました。

帰る道々、高速道路の表示では、お隣モデナではすでに雪混じりの雨が降っているので注意・・・と出ていましたが、私たちが家に着くまで、なんとかお天気持ってくれました。

夕飯は、家に帰る前にどこかに寄るにはまだ早すぎる時間だったので、一旦家に戻ってサーシャにエサをやったりなんだりしてから、自宅近辺の気に入ったトラットリアで食べることにしました。

作るよって言ったんですけどね、もともと夫はこの日も外で食べる予定だったらしいので、お言葉に甘えて。

前にも何度か行ったことのあるParadisino

ここでもおいしい食事を堪能。

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ちなみに今回夫がここで初めてTagliatelle al Ragu'(ボローニャ風ミートソースのタリアテッレ)を頼んだんですが、当たり。か~な~りおいしい。

うーむ、しかし私たち、Veneto料理にとことん縁がないみたいねぇ。
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by tomoky_ex | 2008-12-28 21:30 | 旅とお散歩 | Comments(2)
Commented by Mari at 2008-12-31 02:56 x
お天気に恵まれて本当に良かったね♪
そして、パドバには優しい人が沢山いるみたいだね(笑)
お友達が、パドバにテルメがあるって言ってたんだけど、Tomokyは知ってる?
Commented by tomoky_ex at 2008-12-31 03:15
>Mari
パドヴァのテルメ、知ってるよー!行ったことないけど(笑)。カルロが毎月のように行ってるの。Terme Euganeeっていうエリアで、Aの友人達はよくMontegrotto Termeっていうところに行ってるみたい。いくつかあるので調べてみてね。
お正月はテルメに行くのかな?よいお正月を過ごしてね!